エレーラとバレンシアに対するレジェンドの分析
元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグスとフィル・ネビルは素晴らしいシーズンを送ったアンデル・エレーラについて一風変わった分析を行った模様。
© Premier League TV
ギグスとネビル(弟)はユナイテッドの歴史上でも最もタイトルをかき集めた選手たちの中の2人であり、クラブでコーチの役割へとその活躍の場を移している。だが、2人はエレーラにはマイケル・キャリックと同じ能力があると思うか?と疑問を投げかけて、サポーター達を困惑させた。
ジョゼ・モウリーニョ監督体制になって初めてスペイン代表にも選出され、シーズン末にはサー・マット・バズビー年間最優秀選手賞を受賞したエレーラは、ヨーロッパリーグ決勝でもMOMに選ばれるエクセレントなシーズンを送った。そして、キャリックはこの試合でベンチスタートだった。
モウリーニョ監督は両者を同じ中盤で一緒に起用し、彼らの異なるスキルを協力させ、ヨーロッパリーグ決勝のアヤックス戦でモウリーニョ監督はエレーラとポール・ポグバのサポート役としてマルアン・フェライニを起用。その後、キャリックは先週1年の契約延長を結んだ。
Premier League TVで、ギグスとネビル(弟)はエレーラの影響力について、元イプスウィッチやチャールトンのMFマット・ホランドと共に議論した。
ホランド「彼はマイケル・キャリックじゃない。そうだろ?」
ギグス「彼は偉大な選手だ。チームの中でも素晴らしいキャラクターを持った選手の1人だ。だからドレッシングルームでも彼は良いやつだよ。」
ネビル「彼のベストポジションは何処だろう?彼はマイケル・キャリックの役割をこなせるかな?」
ギグス「彼は出来るかもしれない。だけど、自分は彼にはキャリック程のパスは無いと思う。」
ギグスはここでチェルシー戦でマーカス・ラッシュフォードへエレーラが出したスルーパスのクリップを出した。
ギグス「自分はエレーラにはキャリックのような安定したパスは無いと思う。エレーラは全てが出来るMFであり、アザール相手に行ったような守備も出来るし、ゴールも奪える。」
エレーラは11アシストを記録しており、キャリックは3アシストという成績だった。
ネビルはアントニオ・バレンシアの話題に移り、ファン・ハール監督のもとで彼がRSBにコンバートしたことに言及し、当時ファン・ハール監督のアシスタントを務めたギグスに経緯を尋ねた。
ギグス「ファン・ハール監督はW杯を戦ってユナイテッドの監督に就任した。3バックで戦っていた彼は、選手を見定め、ルーニー、ファン・ペルシー、マタという2名のFWと1名のトップ下を核とした。そのため、ルーク・ショーとバレンシアが両WBとなった。」
ギグス「そして、ユナイテッドが4バックに回帰した時に、バレンシアはそのままRWBからRSBへと移ったんだ。私は彼が今シーズンほど素晴らしいとは思っていなかった。守備の面で、彼は全くもって完璧だよ。」
サー・アレックス・ファーガソンは2011年にバレンシアをRWGからRSBへとコンバートし、エクアドル代表はその後時折このポジションをこなし、その後のディビッド・モイーズ時代もこのポジションでプレーした。
ギグスは暫定監督時代のハル戦でバレンシアをRSBで先発起用させている。
エレーラについては、チェルシー戦のラッシュフォードへのスルーパス、スパーズ戦のムヒタリアンへのスルーパスや、豊富な運動量を考えても守備陣の前でフタをする役割よりもボックス・トゥ・ボックスをやらした方がフィットしそうな気はする。
バレンシアは正直ここまでSBの役割に適応できるとは思わなかった。凄いの一言。
Comment
ファギーですよね。最初にバレンシアをSBにしたのは。アッパレ!!
エレーラはトップ下が、実はすごく良いと思うんですけどね
シュート力や決定力も実はあります。
もう一枚、なんでもできるCMFが欲しいですね。
ポグバ、エレーラ、もう一枚
今ならナインゴランがいいかなと思いますけどね
彼をDMFにして、インサイドハーフに、ポグバとエレーラ。
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