暗闇のトンネルの先に出口の光が見えたと信じているショー
LSBルーク・ショーは、ジョゼ・モウリーニョ監督のもと、マンチェスター・ユナイテッドでのキャリアをロケットスタートさせてやると意気込んでおり、ようやく苦しかったトンネルの出口の光が見えてきたと感じている模様。
© Getty Images
LSBショーは、ユナイテッドのボスから公の場でその取り組む姿勢と熱意について疑問を投げかけられており、昨シーズンの重複骨折から復帰した後もレギュラーポジションを取り戻す戦いで苦戦している。
2014年の夏の移籍市場でサウサンプトンから2700万ポンド(約37億円)でユナイテッドに加入したショーは、3-0で勝利したサンダーランド戦で5週間ぶりとなる先発出場の機会を与えられたが、その後の木曜日に行われた敵地でのヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦ではベンチスタートだった。
21歳は、モウリーニョ監督との間に漂っていた霧も晴れており、全員が前を向いてスタートをきることが出来ると信じている。
ショーは、Sky Sportsに次のように語った。
批判は、非常に辛いものでした。ですが、批判に関しては以前も受けています。今回はより上手に対処が出来ました。
最初にユナイテッドに来た時、自分についての多くの議論がありましたし、それは大変でした。今、そういったものの新たなものが私に降りかかりました。かつての私は、ポジティブなフィードバックやメディアでのコメントに慣れていました。ですが、ユナイテッドに来てから全てが変わりました。ネガティブなものになったのです。
私はそれによって落ち込み、少々ノックダウンしましたが、今回は戦って全てが間違っているんだと証明したくてカムバック出来ました。
監督との話し合いの最後に自分はこう言ったのです。「あなたが間違っていると証明しますよ。」ってね。そうなることを信じていますし、そうしたいと思っています。それは自分のためだけではなくて、自分を支えてくれるファンのためにもそうしたいのです。
ショーは、日曜日の首位チェルシーとの試合で先発守備陣に戻される可能性がある。
トンネルの出口の光が見えていますし、自分の最高を出していきたいと思っています。シーズンが終わらなければ良いのにと思います。ここがスタートだったら良かったです。何故なら、今試合に飢えていますし、良いパフォーマンスを示し続けることが出来れば良いと思っています。そして、チームで自分の出番を維持し続けて、ヨーロッパリーグのタイトルと、トップ4入りに向けてチームに貢献していきたいですね。
モウリーニョ監督は、サンダーランド戦では60分過ぎで交代したショーのパフォーマンスを賞賛していた。また、交代してベンチに下がる時には握手をし、そして肩に手を回して褒めていた。
既に危機を脱したと言う人がいるかもしれませんが、危機を脱し始めたところだと言いたいです。数週間前に、監督に批判された自分にとって、これが必要なことでした。とは言え、私は監督からの批判もポジティブに捉えてはいましたが。
(サンダーランド戦で)私が途中でピッチを後にした時に、監督は「良いパフォーマンスだった」と言ってくれました。人として、私は良い気分になりましたし、以前よりも自信を持つことが出来るようになりました。
(批判を受けた後)監督とは良い話し合いが出来たんです。そして、全てにおいて彼に同意します。私は監督が求めることならなんだってやります。今までもハードワークしていましたが、ですがたぶん、振り返ってみると、彼が望むほどのハードワークが出来ていなかったのです。
ショーは、若かりし自分のキャリアの辛いチャプターをポジティブな形で締めくくることが出来ると考えている。
本当に監督と良い話し合いが出来ました。監督が自分に求めていることを知り、自分自身の中で劇的な変化がありました。それはピッチ上だけに留まらず、全てにおいてです。今は、シーズン終了まで戦い続けるときです。そして、自分がチームの助けになれるってのことを監督に示すときなんです。
果敢に攻め上がり、強固な守備をみせ、そしてバランスも取れるようになって、鉄板のLSBになってもらいたい。
明日、まずは首位を止めることから頼みます!
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Comment
なんだかこのコメントを聞くと、サッカー選手としてだけではなく、人としてもひと皮もふた皮もむけ始めたみたいでとても嬉しいです
左サイドの前線がイマイチ機能していない今、ショーの攻撃参加はとても心強いですね
そうだよショー君!
苦しいことやツライことを乗り切れば絶対に得るものがある筈。凹んで悩んだ時間も決して無駄じゃない。鉄板左SBは君だ。チェルシー戦もガンガン上がって攻めて行こう。
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