トッテナムはやり繰り上手、マンチェスター勢は使いまくり
トッテナムは、2012年から現在までの移籍市場での収支が100万ポンド(約1.4億円)の支出のみで殆どトントン。一方、マンチェスター地方の2クラブは…
最近は特にフットボールの世界で金の話題が多く、トップクラブがスター選手を獲得しようとすると大金を投じないといけない状況になっている。
しかしながら、収支のバランスもまた重要である。さもなくば、金満オーナーを捕まえないといけない。
プレミアリーグの上位6クラブに焦点を当ててみると、各クラブで異なった特徴が明らかに。
© The Sun
マンチェスター・シティ
シティが最もプレミアリーグで大金を投じているクラブだが、これは驚くことではない。だが、収支の面でも群を抜いてマイナス収支である。
スターリング、ジョン・ストーンズ(4750万ポンド=約67億円)、ケヴィン・デ・ブライネ(5500万ポンド=約78億円)、レロイ・サネ(3700万ポンド=約52億円)らを獲得するために5シーズンで5億6565万ポンド(約786億円)を投じた。
一方、選手の売却については僅か1億6310万ポンド(約231億円)に留まっており、差し引き4億255万ポンド(約560億円)を移籍市場に費やした。
マンチェスター・ユナイテッド
また、マンチェスター地方が明らかにイングランドで最も金が費やされている地方であることは明らかだ。シティに次いでユナイテッドが2番目に費やしているクラブであり、マイナス収支額でも2番目に付けた。
昨夏に1億900万ポンド(約154億円)でポール・ポグバを獲得しただけじゃなく、フアン・マタ(3700万ポンド=約52億円)、アンヘル・ディ・マリア(5970万ポンド=約84億円)の獲得も、トータル5億2880万ポンド(約740億円)の選手補強額を押し上げる要因に。
選手の売却益は、ディ・マリア売却の4400万ポンド(約62億円)も含まれているにも関わらず、1億6015万ポンド(約224億円)にとどまっており、差し引き3億6865(約512億円)を市場に投じたことを意味する。
トッテナム
スパーズはこのリストで本当に例外の存在であり、移籍市場での収支はたったの100万ポンド(約1.4億円)のマイナスのみである。
もちろん、これには2013年にレアル・マドリーへガレス・ベイルを8500万ポンド(約120億円)で売却したことが大きく影響している。他にもルカ・モドリッチ(3000万ポンド=約42億円)ら大物選手を売却しており、トータルで3億1445万ポンド(約443億円)の売却益を得ている。
一方では、選手獲得には3億1545万ポンド(約444億円)を費やして、エリク・ラメラ(3000万ポンド=約42億円)やムサ・シソコ(3000万ポンド=約42億円)、ロベルト・ソルダード(2600万ポンド=約37億円)を獲得した。
スパーズにはお得意様のレアルがバックについている(?)のが大きいな。
チェルシーは最近のチャイナマネー流入でだいぶ売却額が増えたんだろうな。
ユナイテッドは、もうちょっと若手の引き上げを効果的に行えれば、支出削減につながるし、そういう昔ながらのスタイルの復活にも期待したい。
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