マルコ・ヴェッラッティへ1億ユーロ提示を準備中？

マンチェスター・ユナイテッドは、PSGのプレーメーカーのマルコ・ヴェラッティにこの夏1億ユーロ（約120億円）のオファーを提示することを検討している模様。

© Getty Images

イタリア代表は現在負傷により離脱を余儀なくされているため、この夏のユーロ2016には出場しておらず、アッズーリを率いるアントニオ・コンテ監督にとって大きな痛手となっている。

しかしながら、Corriere dello Sportが報じたところによれば、ユナイテッドがリーグアン王者から引きぬくために1億ユーロ(約120億円)のオファーを用意しているとのこと。

ヴェラッティは2020年までの契約が残っているが、給料は年間850万ユーロ(約10億円)をオファーされていると言われている。

それにしても、たとえ23歳のヴェラッティが素晴らしい才能を持っていて、クラブと代表で重要な選手であるとしても、果たして1億ユーロ(約120億円)の価値が有るのかどうかは疑問であると言わざるを得ない。

ペスカーラからPSGに加入したヴェラッティは何年もアンドレア・ピルロの後継者になると言われており、同じように卓越したパス能力と中盤から試合を作る能力に秀でている。

代表でも確固たる地位を確立することも欧州でナンバーワンMFの一人になるのは間違いなく、あとはPSGに留まるのかそれとも他のビッグクラブに引き抜かれるかが分からない点である。

ユナイテッドは既にPSGとの契約が満了したズラタン・イブラヒモビッチの獲得が確実視されており、そのズラタンがユナイテッド経営陣に元チームメイトの引き抜きを囁いている可能性がある。

ヴェラッティがもしユナイテッドに加入すればモウリーニョに質とセンスをもたらしてくれるだろう。しかし、現段階ではPSGに売却を受け入れさせることは難しく、来シーズンにむけて複数ポジションを補強しなきゃいけないユナイテッドは1人に1億ユーロを費やさねばならないのも問題である。

＜元記事：Manchester United preparing €100m offer for Paris Saint-Germain star＠Caughtoffside＞

PSGはもう奪えるチームじゃないような気がするけどなぁ。彼らは奪う側のクラブになっていると思うけど。チャンピオンズリーグは常連、リーグアンでは絶対王者。強いて言うなら、国内リーグが1強過ぎる点がつまらない？

ユナイテッドはチャンピオンズリーグに出れないクラブか、出場機会を与えられなくて移籍を志願している選手か、あるいはモウリーニョとの再会を望むモウ信者を狙うべきだと思うけど。

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