ラッシュフォードはゴール欠乏症でも批判に値しない
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プレミアリーグ16 Daily Express, ジョゼ・モウリーニョ, マーカス・ラッシュフォード
ジョゼ・モウリーニョ監督は、ゴール前でのクオリティーが低下しているにも関わらず、マンチェスター・ユナイテッドの若手FWマーカス・ラッシュフォードを批判することを断固拒否。
© Getty Images
ラッシュフォードは、昨シーズンは18試合で8ゴールを決めて、突如ブレイクを果たしたデビューシーズンをエンジョイした。しかし、そんな好調を今シーズンに持ち込むことは出来なかった。
19歳は、ジョゼ・モウリーニョ監督下では40試合に出場しているが7回しかネットを揺らせておらず、ことプレミアリーグに限れば9月以来ゴールを決めていない。
しかし、モウリーニョ監督は、ユナイテッドのアカデミーの産物には批判よりもサポートが必要だと主張し、彼のプロフェッショナリズムと向上心には何の問題もないと語った。
我々のチームには、チャンスを活かせていない選手がおり、それはチームにとって良くないことだ。
だが、私はそんな選手たちと話をしているんだ。何故なら、もしピッチ上で持っているすべてを出し切って、疲れ切ってピッチを去るのであれば、それは私にとって良いことなんだからね。
マーカス・ラッシュフォードは、(プレミアリーグでは)9月以来ゴールを決めていない。だが、彼に相応しいのは、唯一サポートだけだ。それ以外は無い。
サポートだ。批判は要らない。サポートが必要なんだ。彼は、ハードワークして、ハードワークして、そしてハードワークしている。彼はトライしており、中盤でプレーしているし、左サイドでプレーしているし、右サイドでもプレーしているし、トライして、トライして、トライし続けている。
ラッシュフォードは飢えているんだよ。私からしてみれば、2年目がデビュシーズンのような良いものじゃないってのは驚くことじゃないんだ。
たぶん、いつか私はそういったことがライアン・ギグスや他の選手にも起こったかどうかを調べるだろう。彼らは少年の時点でデビューし、そして2年目は同じようにはいかなかったはずだ。
だけど、ラッシュフォードは怪物なんだよ。驚くべきプロフェッショナリズムを備えている。だから問題ないんだ。私は彼に言ったんだ。そのまま続けろってね。
<元記事:Jose Mourinho: What I really think about Marcus Rashford’s poor form@Daily Express>
ショーが度々批判されるのは、ショーよりも更に若いのに、ひたむきに求められるタスクをこなそうと努力しているラッシュフォードという存在があるからなのかもね。
このコメントからも、ラッシュフォードへのフォローの裏に、ショーへの叱咤激励が隠れているような気がしてしまう。
ラッシュフォードもショーもマルシャルも皆頑張れ!今はすぐに結果に結びつかなくとも、ユナイテッドの宝である君らにとって努力は必ず財産になるぞ!
Comment
一年目はこんなにオフザボールの動きが上手い若手見たことないと思って度肝抜かれたんですが、今季は良くないんですよね。イブラに遠慮してるのかもしれないけど、WGに入った時ももっとイブラが作ったスペースに飛び込んで得点狙って欲しい。サイドに開いて仕掛けて一人抜いてクロスして満足しちゃう程度の選手じゃないと思います。モウにもかなり期待されてるみたいだし、贔屓抜きでお隣さんのイヘアナチョとかガナーズのイウォビよりも伸びる選手だと信じてますので、頑張って欲しい。ここが正念場!
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