4-4-2採用の理由を説明
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プレミアリーグ16 Manchester Evening News, ジョゼ・モウリーニョ, レスター
ジョゼ・モウリーニョ監督は、レスター戦でシステムを変更したのは守備の安定性をもたらすためだったことを明らかに。
© Getty Images
モウリーニョ監督は、キングパワースタジアムで行われたレスター戦で、前線にズラタン・イブラヒモビッチとマーカス・ラッシュフォードを置いた4-4-2を採用した。
しかし、ヘンリク・ムヒタリアンを1トップのイブラヒモビッチの背後に配置してようやく、ユナイテッドは試合を支配するようになり、最終的に3-0の勝利を収めた。
モウリーニョ監督は、試合後に4-4-2を採用した意図を次のように説明した。
我々は4名ずつの2ラインを敷いてスタートした。これが我々に素晴らしい守備の安定性をもたらした。我々のWGは、深い位置で守り、CHと近い位置でプレーした。
我々は、レスターに背後のスペースを与えたくなかったんだ。特に、バーディー、ムサ、マフレズ、岡崎にね。
我々は非常によくそれを実行できた。だが、我々は少々創造性を欠いていたね。
通常、我々のWGはストライカーと近い位置でプレーする。なので、我々はシステムを変更し、そして我々は狙い通りプレーを向上させることができた。だが、試合の流れを変えたのは(システム変更じゃなくて)ゴールだった。
久しぶりのCFだからか、あるいは孤立気味の2トップの経験が殆どないからなのか、ラッシュフォードについてはCF起用を活かせたとは言えなかったかな。
ただ、4-4-2でスタートさせたことが、途中からトップ下に移ったムヒタリアンのドリブルゴールを生んだ可能性もあるし、4-4-2が失敗だったとは言えないね。
でもね、攻撃力を活かすための「昔ながらの4-4-2」(つまり限りなく2-4-4に近いスタイル)もシーズン1、2回でもいいから見たいんだよねぇ。両翼はWGのように高い位置をとり、SBもガンガンに高い位置まで上がる。そして中央には二人のストライカーが待ち構え、更には裏からCHが飛び込んできちゃうようなスタイルを見たい。
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