アーセナル戦ではラッシュフォードにチャンスを！

アーセナル戦は、こんなチャンスがやって来るのを待ち焦がれていたマーカス・ラッシュフォードにとって、またとないビッグチャンスであーる。

© Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチの出場停止と、ウェイン・ルーニーの負傷により、ジョゼ・モウリーニョ監督は今週末のアーセナル戦でラッシュフォードを中央で起用するだろう。

19歳は、ジョゼ・モウリーニョが指揮する今シーズンは我慢を強いられてきた。

モウリーニョ監督がラッシュフォードの素晴らしさに気付き、その必要性に気が付くまでの間、ラッシュフォードは最初の数週間はベンチで戦況を見守っていた。

そして今、ラッシュフォードは、スウェーデンの巨神を中央に配置するために自分をワイドな位置で使うよりも、中央で起用されるべきなんだと証明するチャンスを得た。

ラッシュフォードは昨シーズン、18試合で8ゴールを決めて一躍ファーストチームで時の人となた。彼は節目節目のデビュー戦でゴールを奪った。

ヨーロッパリーグ、プレミアリーグ、イングランド代表…。イングランドU-21代表のデビュー戦ではハットトリックを決めてみせた。

そして今度の土曜日、アーセナル戦が彼の復活の日となるだろう。

今シーズンはここまで4ゴールを決めているが、ここ数週間はゴールから遠ざかっており、9月24日の4-1で勝利したレスター戦以来ネットを揺らせていない。

ただ、ワイドなポジションでのプレーは彼の本領を発揮できる試合ではない。

彼を束縛から解放しなければならない。彼を相手CBの場所でプレーさせる。そしてボールを出して、彼がネットを揺らすのを待つのだ。

それこそが、彼を活かす道だ。

ラッシュフォードは、ルーニー以来となるエキサイティングなイングランド人ストライカーなのだから。

そして、ルーニーが下り坂に入ったと人々が語り始めた今こそ、ラッシュフォードにはやりやすいポジションでやりたいようにやらせる時なのだ。

モウリーニョ監督は、若手選手を起用する時はいつも躊躇うが、今回ばかりはラッシュフォードのチャンスタイムだ。

昨年、ラッシュフォードはファーストチームデビューとなったFCミッティラン戦からわずか3日後に、アーセナル戦で2ゴールをマーク。

そのアーセナルを率いるアルセーヌ・ムッシュ・ヴェンゲル教授は今日次のようなコメントを発信。

昨年、我々を打ちのめしたのはラッシュフォードだってことを忘れちゃだめだ。だから、ユナイテッドの弱点について、思いを巡らしていてはいかん。

もちろん、ラッシュフォードはサプライズだった。だが、私にしてみればそれほどの驚きではない。何故ならミッティラン戦の彼のプレーをチェックしたし、その試合で彼はゴールを決めていた。なので、彼が危険な存在になることは分かっていた。

クロスが入って来た時の彼の動きはグッドだし、ボックス内での動きは力強い。彼はイングランドじゃ無名だったので、彼のブレイクはみんなを驚かせた。

彼のスピードは守備陣を恐れさせ、ローラン・コシルニーとシュコドラン・ムスタフィは彼の試合でマッチアップすることを楽しみにしてはいないだろう。

アーセナルの新CBコンビは印象的な活躍が続くが、背後を取られることは好まない。

彼らはポジショニングに長けており、ボールを持った時の落ち着きもある。彼らは組み立てにも加わり、怠け者でもない。

だが、ラッシュフォードがトップギアに入った時はまさに疾風迅雷であり、エクトル・ベジェリンを欠くことが大きな損失となるだろう。

ベジェリンがチェルシー戦で見せたタックルは、土曜日の試合でも重宝されたことだろう。

なのでジョゼ、今度はあなたの番だ。

CFのその他の選択肢としては、イングランド代表のキャプテンとしてトラウマになるような失態を演じたルーニーか、新監督からは過小評価されているアントニー・マルシャルである。

そして、実際には、悩む必要のない問題である。

＜元記事：Jose Mourinho must give Marcus Rashford his big chance as Man United take on Arsena＠Daily Express＞

再びラッシュフォードがヴェンゲルの顔に泥を塗ったくる→天敵あいてに活躍したラッシュフォードをモウリーニョがラブに→CFとしてラッシュフォードがレギュラーに。

これぞ、死海文書に記されたユナイテッド復調のシナリオ…？

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