ヤングが出場してもドント ウォーリー
公開日:
:
プレミアリーグ16 Manchester Evening News, アシュリー・ヤング, アーセナル
アシュリー・ヤングは、もしかしたら週末にオールド・トラッフォードで行われるアーセナルとのリーグ戦でジョゼ・モウリーニョ監督が起用するかもしれない。
© Getty Images
土曜日の11時半、世界中にいるユナイテッドのファンの視線は、アーセナル戦のスタメンを知りたくてスクリーンにくぎ付けになるだろう。
彼らは、守備陣については代表ウィークに入る前のスウォンジー戦と同じメンバーにならないことを期待しているだろう。
フィル・ジョーンズ、マルコス・ロホ、アシュリー・ヤング、マッテオ・ダルミアンが一度に守備ラインに立つのは不安が残るものであり、ほとんどのファンは、ルーク・ショーの先発入りを期待し、ティモシー・フォス・メンサーが負傷離脱しているアントニオ・バレンシアの理想的な代役だと考えているだろう。
しかし、ショーとモウリーニョ監督との関係性には疑問符が付いており、今週末の試合までにはショー自身の判断あるいは監督の判断基準によって、フィットネスが出場OKだと判断されないかもしれない。
フォス・メンサーはポルトガル人指揮官のもとではわずか4試合の出場の留まっており、エリック・バイリーとクリス・スモーリングの不在によりCBの代えの駒も必要となっている。
2011年に当初はWGとしてユナイテッドに移籍してきたヤングは、再びDFとして起用されるかもしれない。もしくは、ズラタン・イブラヒモビッチが出場停止で、ウェイン・ルーニーが打撲を治療中で駒が少なくなっている前線で起用されるかもしれない。
どうなろうとも、SNS上でただちにヤング起用について痛烈な批判を発信する必要はない。
ヤングのユナイテッドでのベストゲームの1つはアーセナル戦であり、ヤングが2ゴールを決め8-2で一蹴したゲームだ。ヤングはその試合に出ていた選手の中で今も生き残っている5名の1人であり、他にはPJも今もユナイテッドに残っている。
ヤングはユナイテッドでの初ゴールを晴れた8月の試合で決めており、モウリーニョ監督が4-4-2の復活を考えていないとしても、ヤングの能力はチームに幅をもたらし、左サイドからのカットインは価値のあるプレーだ。
ヤングはユナイテッドに移籍当初は適応に苦しんだが、それ以来ハイライトされるキャリアを歩んでいる。今シーズンのアンフィールドの試合では記憶に残るシーンは殆ど無かったが、前半のヤングのプレーは記憶に残っている数少ないプレーの1つだ。。
その試合ではほとんど攻撃に打って出ることは無く、規律を重んじて2011年の試合で見せたヤングとはまた違ったヤングver.2.0だった。だが、彼の任務をこなしてくれる信頼足り得るパフォーマンスだった。
LWGからLSBへとポジションを移し、その間ファン・ハール監督によって不運にもストライカー起用などもあったが、ヤングは常にユナイテッドの問題を解決する奉仕者として貢献し、欠かせない選手であることを証明してきた。
アーセナル戦はジョゼ・モウリーニョ監督にとって新たな重要な試合であり、長年のヴェンゲル監督との犬猿の仲の問題だけじゃない。モウリーニョ監督は、就任後の数か月でビッグゲームで良い結果を残せておらず、チェルシー戦での惨敗が傷として残っている。
ファン・ハール監督のもとでチャンピオンズリーグ出場権を争っていた2014/15シーズンの終盤、ヤングは1ゴール&2アシストの活躍でシティ戦でMOMに選出されており、その1か月後にはニューカッスル戦で試合終了間際に決勝ゴールを決めてチームに3ポイントをもたらしている。
どんな役割を与えられたとしても、ヤングはファンからも慕われている彼の特徴である、責任あるプレー、自己犠牲の精神、そしてハードワークを見せてくれる。
ヤングは長期的な解決策ではないし、毎試合先発出場するような選手ではないが、彼が土曜日の試合に出場することは、ファンがパニくる理由にはならないのだ。
ヤングなら、ある程度の仕事は計算できるけど、攻撃時に1人で任せて何とかしてくれる期待感は正直無いからね。
ヤングが出る=引き分けでもOKと考えている気がしちゃうあたりがファンからしたらネガティブな印象になっちゃうのかな。
特に前線にイブラヒモビッチが居ない状況では、ヤングがクロスをバンバン入れても中に空中戦に強い選手がいないし。ゴール前にズラタン、フェライニ、ポグバが待ち構えている状態でヤングがクロス入れまくるっていうなら何か起こりそうな予感がするんだけど。
前の記事
まだまだ此処でやれることがある
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。