失敗のスペシャリストに?リーグ戦の数字が凄いことに
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プレミアリーグ16 Metro, ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョは、監督としての最初の13年間は殆どトラブルも無かったが、スペシャルワンはこの1年間は忘れ去りたい1年となっている。
53歳の第二次チェルシー政権3年目に苦しんだのは周知の事実だが、今シーズンのオールド・トラッフォードにおいて、昨季のスタンフォード・ブリッジでの不調は一時的なものに過ぎなかったのだと殆ど証明出来ずにいる。
モウリーニョ率いるユナイテッドは、リーグ戦で首位に立つマンチェスター・シティから6ポイント離されており、リーグ戦直近6試合では1試合しか勝てておらず、ユナイテッドは7位に沈んでいる。
かつては自分をスペシャルワンだと言い放ったモウリーニョは、チェルシーの監督としてホームのスタンフォード・ブリッジでは99試合を戦って1試合しか負けたことが無かったが、昨夜の0-4を含めて最近の8試合では4回も敗れている。
© Getty Images
トータルで見て、モウリーニョのユナイテッドでの良いも悪いも入り混じっている監督キャリアは、昨シーズンの最悪だったチェルシーでの3年目に共通するものがあり、モウリーニョはこのところのリーグ戦27試合で13敗もしている。驚くことに、それ以前は同じく13敗するのに135試合も掛かっていたって言うのにだ!
13 – Jose Mourinho has lost 13 of his last 27 league games as a manager. His previous 13 defeats came over a span of 135 league games. Woe. pic.twitter.com/T6clMyiVkN
— OptaJoe (@OptaJoe) 2016年10月24日
リヴァプール、チェルシーと難しいアウェイ戦を闘ったあと、今度はEFLカップで因縁のライバルであるシティと水曜日に激突する。
それ以降はユナイテッドの対戦相手は楽な相手になるが、既にユナイテッドはタイトルレースの先頭集団から取り残されてしまっている。
モウリーニョが2014年にアルセーヌ・ヴェンゲル監督を失敗のスペシャリストだと揶揄したのは有名な話だが、スペシャルワンはこの1年の燦燦たる成績を見れば自分にその不名誉な称号が与えられようとしている。
<元記事:Specialist in failure? Alarming stats suggest Jose Mourinho’s no longer the Special One@Metro>
本来なら今シーズンは来シーズンへの準備期間としてもっと寛大な見方をしたいんだけど、スポンサーとの契約上今シーズンはとっても重要なんだよね。
モウリーニョがユナイテッド共々復活する事を願う。モウリーニョも、ユナイテッドも憎たらしいほど強い姿が良く似合うんだし。
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