ついに中盤のベストパートナーの解を見つけたか？

レスター戦の前半最後の25分間、ポール・ポグバはついに世界最高額のフットボール選手となった所以をフルに発揮。

© Getty Images

ユナイテッドのパフォーマンスは昨シーズンのプレミアリーグ王者を撃破するのに十分なものだったが、モウリーニョ監督はそういうプレーを毎試合、90分間絶えず行わねばならないとハッキリと語った。

そして、それはポグバだけじゃなく、すべての選手に対しての注文であり、唯一それがお隣の優勝を争うライバルのマンチェスター・シティに対抗する術だからである。

そして、このレスター戦の勝利は、ユナイテッドの今シーズンの大きな転換点になるのではと感じている。

ずっとモウリーニョ監督の頭を悩ませてきたメンバー選考について、高額な選手や獲得した選手の中からついに正しいバランスを見つけ出したように思う。それは別にウェイン・ルーニーのキャリア終焉を意味するものではないが、彼のキャリアが最後のチャプターに入ったことを意味しており、最早スタメン確約された選手ではなくローテーションされる選手だという事だ。だが、それでもまだ彼ならチームに貢献できる。

ユナイテッドの直近3人の監督は、マルアン・フェライニ、フアン・マタ、アンデル・エレーラ、モルガン・シュナイデルラン、バスティアン・シュバインシュタイガー、ヘンリク・ムヒタリアン、そしてポール・ポグバら7名のMFを獲得するために2億5000万ポンド(約330億円)を費やしており、モウリーニョ監督はそれらの組み合わせの最適解を見つけようとトライし、ついに答えを見つけたのかもしれない。

土曜日のレスター戦、ベンチにルーニーを置き、エネルギッシュなエレーラをアンカーとして起用し、マタを10番の位置で起用。ポグバは好きな場所に顔を出すライセンスを授与され、自由を謳歌して今シーズンのユナイテッドのベストマッチに貢献した。

フランス人MFは見事なパスやシュートを披露し、25ヤードの位置からゴールめがけてサンダーボルトを放ったと思えば、ズラタン・イブラヒモビッチへのラブリーなチップキックでのスルーパスを出したり、マタのゴールを生んだビルドアップにも絡んだし、CKからはヘッダーでユナイテッド初ゴールを決めて空中戦の高さも示した。

8900万ポンドもかかっているため、ポグバには試合をコントロールし、そしてこれまで見せてきたような宝石のようなプレーが期待されている。レスター戦の後半、彼は静かになった。だが、来月にはリヴァプール、シティ、チェルシーとの試合が控えており、彼は試合を通じて本領を発揮する必要がある。

今、ポグバとユナイテッドは一皮剥け、モウリーニョ監督は再びパフォーマンスが下がるとは考えていない。

言うまでもなく、我々は彼やチームにはもっと高いものを求めている。

チームに求めているものとは、常に一貫してチームとしての結果だ。プロセスは良いプレーを始める事からスタートして、最後はそれを継続させる事となる。彼はチームのように継続させねばならない。

だが、彼とアンデルの中盤は良い補完の関係だった。アンデルはプレッシャーのなかでインテンシティをもたらしてくれる。

私はアンデルが好きなんだ。彼はお互いにリーガでプレーしていた頃から私が賞賛していた選手だよ。

ポグバは自分への大きな期待を分かっているが、彼やチームへの批判は時期尚早だとし、判断はシーズン終了時にする必要があるとコメント。

ユベントスでは4度チャンピオンになった俺ですら、ここに来るのは大きなチャレンジだった。

歴史のあるユナイテッドでのプレーはチャレンジだが、俺は常にチャレンジしてきた。そして、常に言う事は一つだ。最後まで待て、さ。俺たちは凄く集中していたし、ピッチで非常に良いパフォーマンスを示した。今後もこんなプレーを続けたいね。

＜元記事：Jose Mourinho may have finally identified Manchester United’s ideal midfield partnership＠Daily Express＞

エレーラのようなプレーなら、元気な頃のシュナイデルランでもイケる気もする。いざとなったら、ローテーションも出来なくはないかな？

ポグバをフル活用、フル稼働させたいから、スケジュールをよくチェックして、休ませられる時には思い切ってポグバを休ませることも必要かな。

ポグ蔵のような強さとリーチの長さとテクを合わせ持った選手なんていないからね。

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