問題を抱えているポジションが複数あり?
公開日:
:
FA杯16 Manchester Evening News, アシュリー・ヤング, ジェシー・リンガード, ブラックバーン, ヘンリク・ムヒタリアン, ポール・ポグバ, マッテオ・ダルミアン, ルーク・ショー
ジョゼ・モウリーニョ監督とその選手たちはタフなFA杯5回戦を勝ち抜き、スタンフォード・ブリッジでチェルシーと対戦する機会を手にした。
© Getty Images
新たなポジション問題が発生
LSBだけがユナイテッドのアキレス腱というわけではないのかもしれない。ジェシー・リンガードが右サイドで先発したが機能せず、60分過ぎに交代させられるまでの間、良いプレーが見られたのは中央に流れた時だった。
モウリーニョ監督はユナイテッドのRWGのレギュラーであるフアン・マタを休ませたが、EFLカップ決勝では先発に復帰すると考えられる。リンガードのパフォーマンスは、10代をWGとして過ごした選手のそれには見えず、再び同じ弱点を露呈してしまった。彼は、マーカーを抜き去る能力が無いように見受けられ、サイドで起点となって相手を横に間延びさせることがほとんどできなかった。
ムヒタリアンは右サイドを強化するために獲得されたが、今ではプレーメーカーとして認識されつつある。マタも同様に中央でのプレーを好むが、少なくとも右サイドで解決策となることが出来るし、アルメニア人MFと息の合ったコンビネーションを提供できる。ただ、夏にスペシャリストを補強する必要があるかもしれない。
ショーは多少の望みを得る
© Getty Images
ルーク・ショーにとって、チャンピオンシップの降格圏に沈むチーム相手にすら出場機会を与えてもらえず、まったくもって屈辱以外の何物でもなかった。ただ、ショーにとって幸運だったのは、LSBで先発したマッテオ・ダルミアンの出来が最悪だったことである。
ダルミアンは今シーズンただの一度も許容できるパフォーマンスを提供できておらず、ブラックバーンの30歳WGジェイソン・フィーニーはイタリア代表をさも2流選手のようにあしらった。敵チームがユナイテッド攻略の糸口としてダルミアンのことをターゲットにしており、今シーズンの出来が例外的に悪いものだと片づけることができなくなっている。
ダルミアンのフィアンセは先月イタリアで人生最高の時を過ごしており、ダルミアンは夏に完全移籍で母国に復帰する道を選ぶかもしれない。
良い印象を持っているイーウッドパークへの再訪
アラン・スミス、カルロス・テベス、アントニオ・バレンシアがこれまでイーウッドパークでの対戦で溢れる歓喜をもたらしてくれたが、ここにズラタン・イブラヒモビッチも加わった。
イブラヒモビッチがGKスティールを破って決勝ゴールを決めたシーンではアウェイスタンドは天地がひっくり返るほどの熱狂ぶりという感じではなかったが、2名の熱狂的なファンがピッチへとなだれ込んできた。スタジアム関係者がユナイテッドサポーターを守るための障壁となっていた。
ユナイテッドは、イーウッドパークでの試合では試合終了間際にサポーターを不安させてしまう傾向にあり、それは日曜日の試合も例外ではないが、幸運なことにこの試合を観戦した7,188人のファン達は、遠征したかいがあった。
ムヒタリアンとヤングは言い訳探しをしない
マーカス・ラッシュフォードへの卓越したアシストをするまで、ムヒタリアンは苦しんでいた。ムヒタリアンは失点シーンに絡んでしまい、サンテティエンヌ戦を休養して先発に復帰したのに柄にもなくボールロストを連発していた。
他の選手も悪かった。EFLカップ決勝の舞台に立つ候補の1人であるマルコス・ロホは、失点シーンではマルヴィン・エムネスにかわされた。リンガードはウェンブリーではスターティングベンチが妥当であり、ダルミアンもそうである。アシュリー・ヤングがおそらくスカッドメンバーに呼び戻させる可能性があるだろう。
ブラックバーンとの試合で、1名の選手は決勝の舞台での先発起用を確約されたのではないかと考えられている。その選手は、サンテティエンヌとのセカンドレグには出場しないかもしれない。
最後に笑うのはポグバ
ブラックバーンのファンはポグバの頭には鳥の糞がついているとやじっていた。それはバカバカしい面白いヤジであり、ポグバ自身の耳にも届いたことを示唆したのはポグバの卓越した語学力だけではななかった。
ファンは見事なブーメランを喰らい、ポグバは美しいアシストでイブラヒモビッチのゴールを演出。この両者のホットラインは、今シーズンの特徴になりつつある。
敵ファンのサポーターは、もはやポグバのことを「大金の無駄遣い」だと野次ることを止めている
<元記事:Manchester United might have a new problem position@Manchester Evening News>
久しぶりに相手にリードを奪われた気がしたけど、割と早い時間帯の失点だったし、何よりも早めに追いつけたのでチーム全体が焦らずに済んだかな。
途中交代で起用したイブラヒモビッチとポグバがドンズバで結果出したし、この流れに乗ってヨーロッパリーグの勝ち抜け、EFLカップ優勝、プレミアリーグでのトップ4への順位アップといきたい。
前の記事
ムヒタリアンがブラックバーン戦のMOM
次の記事
負傷者最新情報(ブラックバーン戦後)
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。