逆転勝利したブラックバーン戦の選手評価

キャリックが魅せた一方で、ダルミアンがおそ松くん。

セルヒオ・ロメロ

エムネスのファーストショットは良いセーブを見せたが、グレアムのゴールシーンでは為す術がなかった。何度もハイボールが送り込まれてきたが、その殆どを対処していた。終盤には素晴らしいセーブをあったが、そもそも最初にシュートの処理をミスっていた自作自演だった。　7

アシュリー・ヤング

右サイドで良い攻撃を仕掛けてが、時折ポジショニングのミスが見受けられた。おそらく、もっと攻撃的なポジションの方がヤングにとって試合に入っていきやすかっただろう。　7

マッテオ・ダルミアン

ヤングのように縦へ仕掛けることもなく、守備でもリアム・フィーニーに苦しめられた。ルーク・ショーは先発すべきじゃないという論調が生まれるようなパフォーマンスでは全くもって無かった。　5

クリス・スモーリング

グレアムとの空中戦では殆どに勝利したが、ブラックバーンの先制点のシーンではそのグレアムを見失った。グレアムがスモーリングを出し抜いたのはその1度きりだったが、それがユナイテッドにとっては高い代償となった。　7

マルコス・ロホ

グレアムの先制ゴールのシーンでは、いともたやすくエムネスに振り切られてしまった。モウリーニョ監督がキャリックに守備陣の前で防波堤になるように指示を送るキッカケとなった。　6

マイケル・キャリック

ブラックバーンの中盤にパスの回し方のレッスンを行った。数多のインターセプトをみせ、知的なパス捌きをみせた。　8

アンデル・エレーラ

ユナイテッドの最初の決定機を迎えたが、シュートはGKスティールにセーブされた。プレスでブラックバーンのミスを誘ったが、自身も1、2度ミスをしていた。　7

ヘンリク・ムヒタリアン

試合の入りは静かだったが、ラッシュフォードのゴールを生んだ彼のタッチとパスはまさにワールドクラスだった。ワイドなポジションよりも、ストライカーの背後のほうがかなり良いプレーだった。　8

ジェシー・リンガード

マーカーを引き連れてスペースを作って、ラッシュフォードのゴールをお膳立てするクレバーな動きはあったが、それ以外の貢献ぶりは非常に少なかった。ポグバと代わった事は何の驚きも無かった。　5

アントニー・マルシャル

試合に復帰以来2試合良い内容が続いていたが、この試合ではブラックバーンに混乱を引き起こす十分なプレーはできず。彼はボールが来なかったと言うかも知れないが、交代させられたことに文句は言えない。　5

マーカス・ラッシュフォード

ムヒタリアンによってゴールがもたらされたが、ラッシュフォードもGKを交わして流し込む冷静さを持っていた。左サイドに移ってからはハードワーク出来ていた。　7

© Getty Images

ポール・ポグバ

62分にリンガードとの交代でピッチへ。イブラヒモビッチの決勝ゴールをアシストしたパスはグレートだった。　7

ズラタン・イブラヒモビッチ

62分にマルシャルとの交代でIN、CFの位置へ。毎回のようにゴールしている。　7

© Getty Images

フアン・マタ

88分にラッシュフォードとの交代でピッチへ。遅い顔見せ出場だった。　6

＜元記事：Manchester United ratings: Carrick class but Darmian poor vs Blackburn＠Manchester Evening News＞

序盤は相手の圧力にも押され、先制点も取られ、正直FA杯で苦杯をなめたプレミアリーグのお友達にお付き合いしかねないと心配した。

それでもムヒタリアンの素晴らしい突破とスルーパス（+少々難ありだったブラックバーンの守備）で同点にして、最後は千両役者2人で勝ちをもぎとった。

ここ20試合で18ゴール決めてる35歳のおっさんとか本当にヤバすぎ。年齢を理由にしちゃいかんね。

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