レディング戦でプレー必須な若手選手勢
先月のプレミアリーグ6試合では、ジョゼ・モウリーニョ監督はレギュラーの座を掴めていない選手達を起用するチャンスが殆ど無かった。だが、今月はFA杯とEFLカップがあり、来月末にはヨーロッパリーグもあり、層の厚さが問われようとしている。
土曜のランチタイムキックオフのヤープ・スタム監督率いるレディングとのFA杯3回戦は、次の選手達を試す格好の機会となるだろう。
マーカス・ラッシュフォード
もしもレディングとの試合でラッシュフォードが先発じゃなかったら衝撃だ。
そして、2-0で勝利したウエストハム戦で試合の流れを変え、ゴールをもたらす活躍を見せたラッシュフォードが先発落ちになんかなったらファンから激しい非難を浴びることになるだろう。
ラッシュフォードは、昨シーズンの驚くべきインパクトに続く2シーズン目は、モウリーニョ監督によって注意深く育てられている。
だが、ロンドンで見せた素晴らしいパフォーマンスにより、ストライカーはベンチに戻るんじゃなくて、ピッチでのプレーを継続させる必要がある。
ズラタン・イブラヒモビッチは休む準備が出来ており、ラッシュフォードが最前線で起用される完璧なタイミングである。
ティモシー・フォス・メンサー
© Getty Images
19歳のオランダ人はユナイテッドで忘れられた期待の若手選手になりかけており、FA杯のこの試合は出場に適している。
モウリーニョ監督は年末年始の過密スケジュールでスカッドをローテーションしたが、フォス・メンサーはベンチ入りしたこともあったにも関わらず、出場はただの1分も無かった。
フォス・メンサーの出場機会は、基本的にプレミアリーグ以外に限られている。リーグ戦で出場したのは11月のスウォンジー戦のみである。フォス・メンサーは、EFLカップで2試合の先発、そしてヨーロッパリーグで2度途中出場している。
しかし、先月のオデッサでのゾリャ・ルハーンシク戦以来出場が無く、ホームでのFA杯は彼の試合勘を保つチャンスである。
ルーク・ショー
負傷が続くLSBショーにとって、今シーズンは試練のシーズンであり、ユナイテッドの選手に相応しいという事をモウリーニョ監督に示さねばならない。
8試合の欠場を余儀なくされた鼠径部の負傷から回復してプレー出来る状態だと考えられており、ユナイテッドはLSBのポジションにマッテオ・ダルミアン、デイリー・ブリント、マルコス・ロホを起用したが、問題を解決出来なかった。
だが、ショーをレディング戦で復帰させるというのは理に適っている事である。
アクセル・トゥアンゼベ
© Getty Images
U-23のキャプテンは、最も期待されるファーストチームの瀬戸際選手の1人である。
ユナイテッドの若手選手たちは、負傷者続出によりファン・ハール監督が若手を起用しなければならなかった昨シーズンのようなブレイクのチャンスを与えられていない。
彼らは最新型の”ニンジン”を必要としており、DFトゥアンゼベが最もそのチャンスを貰うに相応しい選手だ。
<元記事:The Manchester United youngsters who MUST play in the FA Cup against Reading@Manchester Evening News>
ラッシュフォードがCFで先発し、LWGでマルシャルのフォームを更に上げ、インサイドハーフかトップ下で負傷から復帰したルーニーを試し、イブラヒモビッチ、エレーラ、ポグバ、キャリックを休ませ、守備陣で負傷明けのショー、期待のフォス・メンサーとトゥアンゼベを使う。
なんてことやったら、流石に負けちゃうかなw
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