[EFL] シティ戦のモウリーニョ談話

ジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・ユナイテッドがEFLカップ4回戦でマンチェスター・シティを1-0で下した試合後、選手、そしてファンのために勝てて嬉しいとコメント。

© Getty Images

試合後、監督はMUTVとのインタビューで、パフォーマンス、サポーターについて情熱的コメント。

試合結果について

負ければジ・エンドの大会なので、結果が重要。特に、素晴らしいファンに、より快適に感じてもらえる結果なので重要だ。

私は、彼らのような素晴らしいファンに出会ったことがない。チェルシー戦で負けたにもかかわらず、これだけのサポートをもらえるなんて本当に凄いことだ。彼らのクラブに対する愛情は、結果よりも、クラブの成功やトロフィーよりも大きなものだ。心からの愛情で、本物の情熱だ。

ファンのために勝てて嬉しい。全てを尽くしてくれた選手たちのために勝てて嬉しい。パフォーマンスは良かった。特に優れていたわけではなかったが、良かった。何よりも素晴らしかったのは、チームのスピリット、努力する姿勢、一致団結して臨む姿勢だ。今日の結果は、ファンに与えられる最低限の結果。

後半からプレーが改善

後半は前半より効果的にプレスする方法、ボールを奪われてもリカバーする方法を見つけられた。徐々に、自信も増している。バイリーとスモーリングを中心に据えてプレーする形に慣れていた、2人もケガで離脱してしまった。だからCBに利き足が左足の選手を起用しなければいけなかった。マルコスはしばらく出場していなかったが、今日は素晴らしかった。着実に自信を得ているし、守備的な組織力をチーム全員で信じ始めている。

後半は、特にエレーラ、キャリック、ポグバがプレーのテンポを上げてくれた。彼らがより高い位置でプレスをかけてくれた。。アンデルがチームの熱量とプレスを一段上のレベルに引き上げてくれたと思う。それからリカバリーできるようになり、相手が脅威に感じるプレーがやれるようになった。

ゴール前では、ポグバにも大きなチャンスがあり、それからズラタンとラッシュフォードにも決定機があったので、2点目を決めて勝負を決められていたかもしれない。ただ、今回にのような形で終われた方が良かったと思う。選手たちが限界までプレーし、全力を尽くしてくれたから。ファンも、良いフィーリングを得られたのだからね。

2日後にはまた試合がある。リヴァプール戦、フェネルバフチェ戦、チェルシー戦、シティー戦、いずれも中2日での試合だ。しかし、ファンには今日の勝利が相応しい。ファンと選手たちのためにも、勝てて嬉しい。

ファンからのサポート

結果や、勢いにかかわらず情熱を傾けてくれた。彼らの情熱は本物。マンチェスター・ユナイテッドファンにとっては、トレブル（3冠）達成や、7年で5つのタイトルを獲得したときの方が、チームを応援しやすいはずだ。4-0で負けた後にチームに声援を送るのは簡単ではない。

だからこそ、彼らは素晴らしい。ユナイテッドの監督になれたこと以上に誇らしく思えることはない。（試合プログラムでも）書いたが、酷い結果を経験した後にできることは、戦い続けるだけ。選手たちは、ファンのために戦い続けてくれた。ファンも自分たちのために、今日の試合で戦ってくれた。

これはチャンピオンズリーグ決勝ではない。リーグカップのベスト16ラウンドだったが、相手はシティであり、敗戦後の試合だっただけに、我々にとっても重要な試合だった。

＜元記事：監督がシティー戦を総括＠マンチェスター・ユナイテッド公式サイト＞

負傷者情報にもスモーリングの事は書いていないんだけど、どこの負傷なんだろう。ロホの好調なんて長続きするとは思えないし、可及的速やかにスモブリコンビが復活することを願う。

この試合のロホは文句なしの出来だったけどね。

攻撃の核となりつつあるマタと、アグレッシブな守備の要となりつつあるエレーラ。瀬戸際だとか放出だとか言われたスペイン人2選手が、新ユナイテッドのメインストリームになりそうだ。

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