ルーニーMF起用も選択肢だと認める
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2016-2017, プレミアリーグ16 Daily Mail, ウェイン・ルーニー, ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・ユナイテッドは慢性的な選手不足に陥っているため、ウェイン・ルーニーを中盤で起用するかもしれないと認めた模様。
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ユナイテッドは、マルアン・フェライニがマンチェスター・ダービーで退場し、また同試合でティモシー・フォス・メンサーは肩を脱臼してしまったため、日曜日のスウォンジー戦を戦えるフィールド選手が13名しかいない。
モウリーニョ監督は既にズラタン・イブラヒモビッチ、ポール・ポグバ、フアン・マタ、マルコス・ロホ、クリス・スモーリング、フィル・ジョーンズを失っている。ポグバは木曜日のセルタ戦に間に合うはずであり、マタはシーズン終了前に復帰するかもしれないが、ユナイテッドは目前に迫ったスウォンジー戦では駒不足になっている。
ルーニーは木曜日のエティハド・スタジアムでのスコアレスドローの試合で使われておらず、7月にはルーニーを中盤でプレーさせることはしないと語っていたが、キャプテンを中盤低い位置で起用するのもモウリーニョ監督のオプションの1つである。
おそらく、彼はストライカーではなく、もはや9番でもない。だが、私からすれば、彼を6番のポジションでゴールから50mも離れたところでプレーさせることは絶対にない。彼のパスは素晴らしいのに、と言う人もいることだろう。だが、私だってプレッシャーがなければ素晴らしいパスが出せるんだよ。ゴールが奪えるポジションだった、ネットを揺らすことこそ最も難しいことなんだよ。私にしてみれば、彼は9番、10番、あるいは9.5番だ。絶対に6番や8番じゃない。
そして今は、CBの選手不足が一番の問題である。
現実問題、我々はCB2枚のうち、もう1枚(バイリーの相方)が必要だ。
しかしながら、モウリーニョ監督はMF不足問題を対処するためにルーニーの起用ポジションについての考え方を改めざるを得ないかもしれないことを認めた。
そうだ、彼(ルーニー)はオプションだ。我々は、もうMFがいない。我々は、エレーラとキャリックしか残っておらず、他はいない。
そして、ティモシー・フォス・メンサーも離脱した。彼は強く、エネルギーを持っており、我々が離脱を嘆く選手の1人だよ。だから、我々はトラブルにある。だが、我々は戦う。それは確かだ。
そして、シーズン途中にモルガン・シュナイデルランとバスティアン・シュバインシュタイガーをそれぞれエヴァートンとシカゴ・ファイヤーへ移籍させてしまったことを後悔しているかと聞かれると次のように答えた。
我々の決断だ。それは、我々の決めたことなんだよ。多くの選手を抱えると、プレー時間の少ない選手が移籍を望むものなんだ。
我々の方から、「君は移籍してくれ」と言ったことはない。モルガンの方から「移籍させて下さい、移籍して毎試合プレーしたいんです。」と訴え出てきたんだ。
だから、大きなスカッドを構成することのジレンマは常にあるんだ。だが、それは選手が残留を望まない場合だ。若い選手であっても、プレー出来なければ我々に移籍を希望してくるだろう。だから、非常にハードなんだ。
モウリーニョ監督はCBにも問題を抱えており、ロホ、スモーリング、ジョーンズが離脱し、残すはバイリーとブリントのみ。1つの選択肢として、1月のFA杯ウィガン戦で22分間プレーしたアクセル・トゥアンゼベを起用するオプションがある。
現時点で、彼(バイリー)が唯一の(生粋の)選択肢だ。アクセル、バイリー、デイリー。私は、エリックとブリントはシティ戦で素晴らしいパフォーマンスだったと思う。彼らには直接今の状態を確認しないといけない。
私もジムでハードなトレーニングをしているから、オプションの1人だよ!モウリーニョとトゥアンゼベがスウォンジー戦のCBだ!
今日の試合では、ひょっとしたらルーニーとエレーラか?
この試合間隔でキャリックを起用するのも無理があるし、CBが不足しているからブリントを中盤で起用するのも出来そうにないし。
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今日のスカッドにマタが復帰!
Comment
モウリーニョもルーニーがFWとしてここまで機能しなくなるとは思ってもいなかったでしょうからね。もはや中盤でしか生きる道はないと思いますが、個人的にはちょっと懐疑的です。以前のような素晴らしいボールタッチや運動量を取り戻せれば大丈夫とは思いますけど。まぁ何だかんだ期待はしてしまいますけどね(笑)エレーラとルーニーが中盤にいれば、精神面でチームはタフになると思えます。
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