ラッシュフォードが苦しむ理由をロジャースが指摘

セルティックのブレンダン・ロジャース監督は、フットボール界（特にプレミアリーグ）のマネーこそがマンチェスター・ユナイテッドでマーカス・ラッシュフォードが困難に陥っている理由だと主張。

© Getty Images

19歳は、ユナイテッドでは9月24日の4-1で勝利したレスター戦以来ゴールを決めておらず、今シーズンのプレミアリーグでは僅か8試合の出場に留まっている。

そして、ロジャース監督は、ユナイテッドが若いタレントに多額の金を費やすことが出来ることによりラッシュフォードの成長が阻害されていると信じており、次のようにThe Independentに語った。

金は確かに素晴らしい。それにより大型補強が行われ観客をエキサイトさせることが出来る。だが、試合自体はそれによって難しくなってしまう。

私には、ラッシュフォードには大きな、非常に大きな才能が備わっていると思える。そして、彼は試合に出るのが難しい状況に陥っている。金は良く働くこともあるが、逆に誰かにとってはそれが悪い方に作用してしまうこともあるんだ。

自分の最後のプレミアリーグでの指揮の時も、70%以上の選手が外国の選手であり、つまりは若い自国選手は出場機会を得ることが非常に難しい状況にあるということを意味している。

スペインでは逆だ。多くの選手が海外へと移籍していき、それによって若い選手がプレーする機会を得ている。ドイツがここ10年で一気に盛り返したのも、若い選手達がチャンスを与えられたからだ。

＜元記事：Brendan Rodgers: Marcus Rashford is finding it hard at Manchester United＠Metro＞

イギリスのユーロ離脱もあるし、自国選手（ホームグロウンだっけ？）の比率を高めるって動きもあるし、今のような世界中から金で選手をかき集め続けることがずっと続くってことはないだろうけどね。

ユナイテッドには是非今のプレミアリーグのアンチテーゼになってもらい、下部組織だらけ、イングランド人だらけになってもらいたいけど、それはもうちょっと先の話になりそうかな。

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