まだまだ此処でやれることがある

マイケル・キャリックは、今シーズンがユナイテッドの選手としての最後のシーズンになるかもしれないと明かしたが、プレミアリーグのタイトルを狙うクラブにまだ貢献できると感じている。

© Getty Images

キャリックは、1年の今の契約が切れる来夏には36になり、ジョゼ・モウリーニョ監督はクラブの再生計画を前に進めていくと予想している。

キャリックはユナイテッドで11シーズン目を迎えており、427試合に出場してしているが、時は刻々と刻まれており彼の将来は別の場所にあるかもしれない。

チャンスは今後もあるのだろうか？もちろん、自分としてはここに留まりたいけど、今すでに35歳だし、現実的にならないとね。

ここは偉大な選手が集う偉大なクラブだ。居られることが当然だと思っちゃいけない。幸運にも、自分は今シーズンもここに居るし、自分の役目を担えている。

来シーズン、自分がどうなっているのかは予想することが出来ない。

自分たちはまだクリスマスすら迎えていないし、出来るだけ多くの試合に出たい。そこで、自分がどう感じるか、肉体がどうなるかを見てみたい。

そうすれば、まだ自分がやれるのかどうかを、そして監督もまだコイツは使えるなとチェックする大きな指標になる。

結果を出すには様々なことが絡むので、今はまだ焦って結論を出すようなことはしないよ。

願わくば、もう少し出場できることを願うね。成功できるように努力し、何らかのタイトルを勝ち取りたい。何故なら、トロフィーを勝ち取ることが、ここに居る意味だからね。

キャリックは今シーズン、モウリーニョ監督下ではあまり起用されていないが、監督自身も彼を起用した直近10試合で9勝1分だということは分かっており、その中にはFA杯優勝やコミュニティーシールド制覇も含まれている。

モウリーニョ監督も、キャリックは35歳というよりも、25歳だと表現して称賛しているが、アーセナル戦ではその卓越した試合を読む力を買って先発起用することだろう。

キャリックは、かつてのライアン・ギグスやポール・スコールズが晩年のシーズンに見せたような貢献が出来ると信じている。

自分もそういう姿を何度も見てきた。クラブで長年過ごした選手が、クラブに寄り添ってキャリアの晩年になってもまだ偉大な貢献をする姿をね。

毎週やる必要はない。毎週紙面を賑わせる必要はない。でも、貢献する方法はあるし、ここに居る間にそういう選手の姿を見てきている。そこから学び、何らかの形で自分も貢献できることを願うよ。

ウエストハムでキャリアをスタートさせ、2シーズンをスパーズで過ごしたキャリックは、30代に入っても素晴らしいプレーを見せたイタリアの名手アンドレア・ピルロと比較されることを光栄に思っている。

選手の中にはピークが物凄く早い選手もいるし、大器晩成のタイプもいる。でも、選手を比較するのは難しいことだよ。経験が助けになると思うし、試合を読むことが助けになると思う。

でも、同時に若い頃に持ち合わせていたものも失うんだ。なぜなら、時にフィジカルの面でそういうことに直面するからね。なので、現時点ではフィジカル的に良い感触を得られているけど、他の選手と比較することは、判断を誤ることになりかねない。

ユナイテッドは良いスタートを切ったが、現在は11試合を終えて首位から8ポイント離されている。それでもまだキャリックはプレミアリーグのタイトルを諦めていない。

浮き沈みがあったけど、自分たちは非常にクオリティが高いし、非常に良いチームだし、誰も諦めていない。

今の結果が自分たちのパフォーマンス通りだとは思っていないし、変えられると思っている。まだクリスマスすらやって来ていないし、まだまだ試合は残されている。シーズン終盤になった時に、正しい場所に居ると信じているよ。

＜元記事：Michael Carrick: I can still play vital role for Manchester United this season＠Daily Express＞

ユナイテッドが後継者を育成することも獲得することも出来ていないため、年々依存度が増していっている印象。

リザーブあたりにキャリック2号はいないのか？

土曜日の試合では使ってほしいね。データ上も、キャリックを出した方が成績が良いってハッキリ出ているんだし。

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