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ファン・ハール監督のストーク戦談話

マンチェスター・ユナイテッドはボクシングデーのストーク戦に2-0で敗れ、ファン・ハール監督も結果に落胆。それでも試合後、Sky SportsとMUTVのインタビューに応じ、試合内容を振り返った。

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lvg© MANCHESTER UNITED

パフォーマンスと結果について

私が思うに、我々は前半、思い切ってプレイしなかった。悪い形で失点し、FKからも点を決められた。それで前半終了だ。ハーフタイムには、お互いに話をした。後半は前半と比べて非常に良かったと思う。1度か2度、決定機を作ったが、点を決めないといけない。そうすることで信じる力が戻る。後半の方が良いプレイができたと思うが、問題は、思い切ってプレイしなかったことだ。私は、そのように分析している。

今更な話だけど、ハーフタイムに話すべきことがあるなら、試合中だってピッチ横から話すべきことがあるんじゃない?確かに試合中にピッチ横から話しても、観客の声で聞こえにくいだろうけどさ。

チームセレクションについて

私は常に(選手たちに)誠実だ。彼らは練習から努力し、良いパフォーマンスをしたがっていた。だが、現状は難しい。強風という条件だけではなく、(選手たちへの)プレッシャーという側面もあった。だから彼らは思いきってプレイできなかったのだと思う。リードされて迎えた後半は、楽にすべてをぶつけることができるはずだ。チームは、それを実行したと思う。

選手にのしかかるプレッシャーをマネージメントするのも監督の手腕の見せ所ですよね?相手にリードされないと選手が全てをぶつけられないようじゃ、やってられないですよ。

選手のモチベーションを高めるのは監督かどうかについて

それは大きな問題だ。私はやれることの全てをやった。それでも、プレッシャーは増すばかりだ。それが今の問題だ。ここ4試合の責任の一端は私にもあるので、周りは私が問題に対応しないといけないと考えるだろう。だが、より重要なことは、選手たちも対応しなければいけないということだ。パフォーマンスをするのは彼ら選手なのだから。

チームを秩序立ててコントロールする点については間違いないんだろうけど、モチベーターとしての能力は…。数々の個人攻撃を踏まえると、むしろ選手のモチベーションを下げることのほうが多そうですよね。

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試合前日会見での発言について

私からのメッセージは、メディアがマンチェスター・ユナイテッド内部で起こっていないことを書いているということ。それが私のメッセージで、私が傷ついているということではない。そういう状況には慣れている。

MUTVのインタビューで、チェルシー戦について

今日の負けのリベンジをチェルシー戦で果たせるが、その前に、全力を尽くした選手たちは回復しなければならない。その上で、自信を持って試合に臨める。思いきって我々のフットボールができる。我々のフットボールだ! 中1日で実行するのは非常に難しいが、トライする。

リベンジ…。是非そう願いたい。勝ったうえで、経営陣は今後どうするのかをしっかり判断してもらいたい。

<元記事:監督がストーク戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト

選手生活にも現役時代があり、引退する時が来るように、監督も「寿命」があるってことなのかな。でも去年の夏にはあのメンバーのオランダをW杯で3位に導いたってのに。それなのにこの状況を打破できないなんて…。一部で言われているように、彼もまたイングランド流を理解できていなかったのだろうか。

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Comment

  1. 帰ってきたNo.7 より:

    プレミアの怖さや特徴を知っていくにつれて、LVGの戦術は臆病になってしまったのかもしれません。恐れていなかった時はとても攻撃的でしけど、レスターにボコボコにされたらあの経験からプレミアの速さが怖さに変わっていったのかもしれません。

  2. おでん より:

    オランダ代表は理不尽なゴールを決めるFWと世界最強のWGと強力なアタッカーがいましたからね
    腐ってもやはり鯛なのですよ
    脆弱しきった守備陣の補強に追われたのは不運でしたが、お金を投資するべきはアタッカー陣の方でした
    中盤を補強しろと散々言われてきたファギーでしたが、これでもかというぐらいFWの補強を徹底してきてたのは
    そこを怠るとこういう未来が待っているのを知っていたからなんでしょうね

    • 赤いクマー 赤いクマー より:

      そしてファギーはほっとセットにしてもニステルにしてもサアにしても切り時をわきまえていたのが凄いですね。
      ルーニーについてもこういう状況が来る前に、中盤へのコンバートを受け入れるか、FWとして他クラブでプレーするかの選択を迫り衝突したのかもしれませんね。

      • レッド より:

        監督の決断はほんと難しいですよね。
        私的にはテベスを切り捨ててベルバトフへシフトチェンジしてしまったのはとても悔やまれます。笑

      • ヴィダ より:

        前にもコメントしましたが、本当にそこが分岐点だった気がしてなりません
        そこがスムーズならファーガソンはもう一年は監督をしていたような気さえします。
        全てが上手く行くわけないんですけどね…

    • bk201 より:

      結果論ですが、ペルシを放出しないでうまく使えることができれば取りこぼさなかった試合もあったんだろうなあ…と思ってしまいます。
      最後を決め切れるFWは本当に大切ですね。

  3. エルナンデス より:

    チェルシー戦なので、解任してないだけと思いたいです。
    元々酷いのに今のファンハールは、更に暴走していて最悪です

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