エレーラを先発で起用しない理由
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プレミアリーグ15 Manchester Evening News, エレーラ
ファン・ハール監督はプレミアリーグ開幕のトッテナム戦、そしてアストンヴィラ戦でアンデル・エレーラが先発起用されなかった理由を明らかに。
© Getty Images
金曜日に26歳になったエレーラは昨シーズン22試合に先発出場し8ゴールを記録。特に最初の4か月間はわずか1試合の先発出場に留まるなど、当初は出場時間が限られたものだった。
人気の高いスペイン人MFはスパーズ戦、ヴィラ戦共にベンチからスタートし、プレーメーカーの位置にはそれぞれメンフィス・デパイとアドナン・ヤヌザイが起用された。
金曜日のナイトゲームでルーニーの下のポジションにヤヌザイが起用された理由について、ファン・ハール監督は次のように説明。
なぜならヤヌザイが練習中に示したシグナルがより自信に溢れたものであり、プレーが良かったからだ。
私はあのポジション(ルーニーの後ろ)には攻撃的MFを起用するよりもセカンドストライカーを起用することを好む。これが理由だ。例えばエレーラが先発していないが常に途中出場で出てくる。それは彼がより中盤でのコントロールに秀でているからだ。
ユナイテッドはヴィラ戦では途中からエレーラとシュバインシュタイガーを投入したことで盛り返すことに成功した。
Nothing better than a win to finish my birthday off. Well done team! pic.twitter.com/zHKPWgOkBI
— Ander Herrera (@AnderHerrera) 2015, 8月 14
昨シーズンのユナイテッドでのエレーラの先発返り咲きはシステムが4-3-3へ移行したことによるものであり、その間チームはスパーズ、リヴァプール、シティを撃破して6連勝を記録した。
バスク人エレーラは6連勝を記録したうちのホームでのヴィラ戦では2ゴールを決め、リヴァプール戦とシティ戦で見せた右サイドでマタやRSBのヴァレンシアとのコンビネーションはファン・ハール監督から称賛された。
<元記事:Manchester United manager Van Gaal reveals why Herrera isn’t playing@Manchester Evening News>
ファン・ハール監督は「各ポジションへの好み・システムの違いで今はスタメンじゃないけど、いつかまた先発する時が来るから・・・」的なフォローを当然エレーラ本人にも言っているんだろうけど・・・。
ファン・ハール監督の場合、そういうことを自分で気付けるタイプの選手だと辛抱強く待てるだろうけど、ちゃんと監督の口から言ってもらわないと納得できないタイプの選手は擦れ違いからメディアに不満を言って干されて放出みたいなパターンになるんじゃないかな。そのあたりのモチベーターとしての能力はやっぱりファギーとは違うのかなって思う。
セカンドストライカーを置く4-2-3-1システムだと、中盤2枚の部分のかじ取りとか、ここ数シーズンに渡って苦労させられている印象が・・・。特に昨シーズンのちょっと変則的な4-1-4-1みたいな4-3-3が上手くいっていただけにエレーラを外してまで続けるのがどうなんだろうと思ってしまう。
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Comment
セカンドストライカーを置きたいのであれば尚更ルーニーでは?笑
今はただ他に満足するCFがいないからメディアのルーニーFW起用を言い訳に最前列をやらせているように思える。
メディアやファンが入っていたのは433採用時のDMFやOMF起用に対する文句であって4231であれセカンドストライカーという役割なら納得のはず。
どうしたものかファンハール…
セカンドストライカーならルーニーが最適でしょう。
恐らく世界でもトップクラスのセカンドストライカーでしょう
そうするとCFがいない?
ただフェライニをセカンドストライカーにするというのも
かなり強力だと思います。
いや、もうフェライニをCFにして、ルーニーを10番にしてみては?
自分は試してほしいです
なんか当初、心配していたユーティリティープレーヤーが多すぎて
適材適所に困ってしまう感じになってるような…(笑)
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