来夏のツアーは中国アルか?
マンチェスター・ユナイテッドは2大スポンサーであるシボレーとAONが中国での拡販を狙っているため、来年のツアーの行き先として中国を検討している模様。
© Tom Purslow/Man Utd via Getty Images
まだ何も決定していないが、ファン・ハール監督は長時間の移動及びタイムゾーンが変わることに抵抗するとみられる。
1年前の米国ツアー中、ファン・ハール監督はアメリカを股にかけて5都市で5試合をこなす大移動を伴う日程に苦言を呈していた。
この夏、ファン・ハール監督はシアトルからサンノゼ、そしてサンノゼからシカゴの2度の国内移動だけに限定した。監督は2つのトレーニングキャンプを設け、シアトルとサンノゼで1週間ずつキャンプを行った。ユナイテッドは火曜夜にシカゴへ到着し、水曜夜のPSG戦を戦った後でイギリスへ戻る。
スポンサー関連のイベントは昨年のツアー時の184から今年は71へと激減しており、これにはメインスポンサーであるアディダスとの契約スタートが8月1日からであるため、このツアー中にはプロモーションを行わないということも影響している。
昨年、シボレーと年間5300万ポンド(約103億円)の条件で2021年までの契約を締結。2013年にはAONとキャリントンの練習場のネーミングライツで8年間で1億8000万ポンド(約349億円)の契約を結び、今では練習場はAONトレーニングコンプレックスと呼ばれていて、トレーニングキットにもAONのロゴが書かれている。8月からのアディダスとの新契約は10年間で7億5000万ポンド(約1450億円)というワールドレコードとなっている。
そのため、ユナイテッドはフットボールそのものがクラブの方針を決めるうえで最も重要だと主張しているが、商業的な面も考慮しなければならない重要なポイントである。ファン・ハール監督はこれを重々承知しているが、トロフィーを獲得すべしというプレッシャーにもさらされており、来年のツアーは控えめで選手の負担が少ないものになることを求めている。
ファン・ハール監督はツアーが新シーズンに向けてどれほどためになるかについてコメントしている。
我々は今年のツアーに関して多くのことを変更した。昨年のツアーでは逆海岸(昨年は東海岸、今年は西海岸)へ行き、より高温・多湿だったがこれは良くなかった。ここも昨年のマイアミと同じように暑いが、人々はこの暑さはノーマルではないと言っていた。我々は今年のツアーではキャンプを2つしか設けなかった。昨年はタイムゾーンが異なる都市から都市へ飛行機で移動せねばならなかった。
今年は我々はより良いトレーニングキャンプを行えた。シアトルの素晴らしい設備を使う事も出来た。それらは本当に素晴らしく、また、アバイア・スタジアムやスタンフォード大学も同じく素晴らしかった。我々はより良いキャンプを行えたが、昨シーズンは全勝しているので何とも言えない。なによりも重要なのはプレミアリーグの開幕戦であるトッテナム戦だ。
昨シーズンの開幕戦ではスウォンジー相手に1-2で敗れており、ファン・ハール監督は今年のスパーズ戦では同じ轍は踏まないと強く決意している。
<元記事:Manchester United’s proposed China tour may upset Louis van Gaal@The Guardian>
確か昨年の夏だかブレイク期間中だかにシボレーが中国で販売イベントするからユナイテッドの選手を呼ぼうとしてなんてことがあったような・・・?
中国行くなら日本も立ち寄ってね!うだるような暑さと湿度で熱烈歓迎しますから!
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Comment
気が早い……w
中国は、もうすぐバブルが弾けそうですからね~
なら日本に来てほしい(笑)
モイーズの時に来日した時はスタジアムまで2試合いきましたから
また行きたいな~♪
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