守備の確認が目的
クラブアメリカとのプレシーズンマッチに1-0で勝利したユナイテッドは、今シーズンの初戦となったAon主催のツアー2015初戦で結果を残した。試合後、ファン・ハール監督が、試合内容や決勝点を決めたモルガン・シュネデルランなどについてコメントを発表。
© MANCHESTER UNITED
クラブ・アメリカ戦の内容について
今日は初めて45分プレーする機会になった。今日の試合では、守備組織を見ることが主な目的だった。失点しなかったし、相手に与えたチャンスは1、2回だったので、その点については満足している。我々はチームとして戦えた。相手チームのアメリカはボールの扱いが上手く、全員がアグレッシブで、動きが速かった。簡単な試合ではなかった。選手全員が、我々の哲学で果たすべき役割をこなした。満足している。勝てたのでトーナメント(インターナショナルチャンピオンズカップ)優勝が狙える位置にいる。
モルガン・シュネデルランのゴールについて
彼はサウサンプトンでも、たしか5ゴールを記録していたと思う。だから、これは偶然ではない。それに、今日のような形を練習していた。彼のパフォーマンスには非常に満足した。アメリカの選手にはヘディングの競り合いに強い選手はいなかったので、試合前から有利と思っていた。プレミアリーグの試合で言っていることだが、我々は小柄なほうなので、高さで有利に立てることが少ない。
今日の試合でメンバーに加えなかった選手について
ダビド・デヘアとアントニオ・バレンシアは軽傷だが、リスクは冒さない。マルアン・フェライニはリーグ開幕から3試合出場停止処分を受けているので、他の選手よりも準備にかけられる時間がある。だから違う選手を使う必要があった。ショーン・ゴスを加えなかったのは、別の選手を選択したからだ。
センチュリーリンク・フィールドについて
難しいピッチだった。ピッチの下地が人工のもので、芝が動いていた。何人かスリップしていたのは、そのためだ。こういうピッチでは怪我人が出る恐れもあるが、昨年のレアル・マドリー戦でも似たようなピッチでプレーしたのでね。これが米国内のアメリカンフットボールのスタジアムと英国のフットボールスタジアムとの違いで、重要なことだ。オールド・トラッフォードはフットボール専用のスタジアムで、エンターテーメントはやらない。One Directionもいない。イングランドではフットボールが何よりも大事で、アメリカの人たちにとっての生甲斐はアメリカンフットボールと野球だ。
残り3試合でのプランについて
今回のトーナメントでは、試合リズムを取り戻すことと、コンディションを高めることが目標だ。次のサンノゼ戦でも、今日のように全員に45分プレーさせる。それがチームの哲学で、その次の試合では60分、その次は30分プレーさせるつもりだ。最終戦では90分プレーさせるか、再び60分になるかはわからない。選手のデータを見て決める。だが、次の試合では22選手を使う。それがプランだ。
ブリントのCB起用について
その可能性はある。マルコス・ロホがいないのでね。彼は7月25日に合流する。私は、利き足が左のCBを使いたい。ブリントなら、それが可能だ。彼をCBで使うかもしれないが、ほかにも起用できる選手はいる。昨年は(フィル)ジョーンズと(クリス)スモーリング、それに(パディ)マクネアーも同じポジションで使った。それでも、私が好むのは利き足が左のDFで、チームにはロホとブリントがいる。
<元記事:監督がツアー初戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
ブリントのCB起用はどうなのかなぁ。スモーリングとPJが居る状況なら二人をCBで使ってブリントはLSBでいいと思うけど。
まだまだみんなに公平にチャンスを与える段階ってことなのかな。若手は このチャンスを活かしてアピールしたいね!
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Comment
左利きのCBといいながら話にも出ないエバンスとブラケット
構想外のようで安心しました。
エバンスは右利きです。
そこまで左利きのCBにこだわるのであればオタメンディでなくラポルテ辺りを取りにいくべきなのでは?w
ブリント、ロホを使うからってCB獲得なしは厳しいですねー。
ロホは隣にリオみたいのがいないとダメっぽいし、ブリントは卒なくこなすけど欧州トップレベルに通用するほどCB能力はないと思います。
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