WBA戦の敗戦から学んだ5つのこと
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プレミアリーグ Manchester Evening News, WBA
WBA戦の敗戦で分かった5つのポイントについてみてみませう。
Ⓒ Getty Images
ポゼッションに意味は無い
ユナイテッドはWBA戦で80%のボール保持率を記録したが、最終的にそれが結果に反映されなかった。ファン・ハール監督の哲学はとどのつまりゲームを支配することである。他のことよりも何よりこの点に価値を見出しているように思える。しかし、リスク抜きのコントロールなど何も生み出しはしない。そして、敵にしてみればリスクを冒さずキープしているユナイテッドなど組しやすいだけだ。ユナイテッドは26本のシュートを放ち、PKを失敗した。しかし、WBAのGKマイヒルはヘトヘトになったとは感じていないだろう。
ファン・ペルシーはMFじゃない
ファン・ペルシーは2月21日以来となる先発出場となったが、良く動き、WBA守備陣の後ろへ抜け、自身のスペースを作り出すために守備陣の前を横切っていた。しかし、後半になるとファン・ハール監督はファン・ペルシーを中盤に落とした。ペルシーは良くボールに触れたが、ゴールからは遠く、WBAはこのシステム変更に喜んだだろう。ユナイテッドは同点弾を決めるために3人のストライカー(ペルシー、ルーニー、ファルカオ)をピッチに送り込んだが、そのうち2名は中盤で試合のホイッスルを聞いた。
エレーラは前目の位置の方が良い
ユナイテッドはキャリックを欠いていた。しかし、ユナイテッドはエレーラをキャリックの代わりとして低い位置で起用したことで更に「良いエレーラ」までも失ってしまった。ロホ、ショーの負傷によりブリントはLSBでプレーすることを余儀なくされ、エレーラがアンカーのポジションに入った。エレーラは127本のパスを出し、今シーズンのユナイテッドの選手として1試合で最も多くのパスを出した選手となった。しかし、エレーラは任されたタスクのためにユナイテッドDF陣の前に陣取っており、WBAを脅かすことはほとんどなかった。キャリックが復帰すれば、エレーラはより前の位置でプレーし、より大きなインパクトを見せられるだろう。
ディマリアは以前の彼じゃない
ユナイテッドがビハインドの状況になり、ファン・ハール監督は最初の交代のカードとしてディマリアを選択した。しかしサイドでボールを持った25歳のディマリアからのクロスは何度も直接タッチラインを割り、ほとんど何もしなかった。27分間の出場でディマリアは3度もクロスをミス。しかし、彼の見せたボディランゲージが最も心配させるものだった。それは彼がユナイテッドにはいたくないのではないかと思わせるものだった。そして、もしユナイテッドがあと1年は我慢して使おうと考えているなら、ディマリアのこの態度はよろしくないだろう。
シーズンの終着点がナーバスな問題に
ユナイテッドのトップ4フィニッシュは達成されようとしているが、まだ達成されたわけでは無い。リヴァプールがQPRに勝利したことで両者の差は残り3試合を残して再び4差にまで縮まった。ユナイテッドは最もタフなスパーズ、リヴァプール、シティ戦を通過したと思われていた。しかし、まだクリスタルパレスとのアウェイ、アーセナル戦、ハル・シティとのアウェイ戦がよりタフな試合として目の前に立ちふさがった。
<元記事:Manchester United 0 West Brom 1: Five things we learned@Manchester Evening News>
ファン・ペルシーの中盤起用、というかフェライニの前線起用はナイスだと思ったけど。特に前半はフェライニが持っても怖くない位置で持たされてたし。
ブリントを下げてディマリアを入れたけど、ヤングをLSBに下げて、ブリントをDH、エレーラをいつもの位置に上げてディマリア投入でファン・ペルシーを交代する(ルーニーの1トップ)って方が良かったかも?
ファン・ハール監督の言う哲学ってのはこういう負け方を無くすためにも自分たちで試合をコントロールするためなんだろうけど、そのためにも攻撃の最後ではリスクを冒してゴールを狙わないとゴール前にバスを駐車してくる相手からゴールは奪えないね。
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Comment
ファンペルシーは一列後ろからクサビを入れるのが意外にうまかった!
ディマリア、ファルカオにはほんとに頑張って欲しい。
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