相手の意欲が上回った
マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハール監督は、3-0で敗れたエヴァートン戦後、相手のほうが積極性、モチベーション、そして勝利への信念で勝っていたとコメント。
Ⓒ MUTV
65%のポゼッション率を記録し、17本のシュートを放ったユナイテッドに対し、エヴァートンはカウンターからジェームズ・マッカーシー、ジョン・ストーンズ、ケヴィン・ミララスがゴールを決めて勝点3を獲得。監督は試合後、MUTVのインタビューに応じ、次のようにコメント。
エヴァートンのほうが積極性、モチベーションでチームよりも勝っていた。こんなことは今シーズンを通して初めてだったので、ハーフタイムの時点で残念に思った。エヴァートンの守備が良く、カウンターを中心にプレーを組み立ててきたので点を返せなかった。こういう展開では、いつだって難しくなる。
モチベーションと積極性は、常に相手との比較対象になる。できれば常に対戦相手に勝れれば良いが、絶対にできるとは限らない。こんなチームを見たのは、ほぼ初めてだ。
今日のチームのシュートは、私が普段から見ている強い信念や、決めようとする強い気持ちが感じられる類ではなかった。積極性に加え、セカンドボール、守備時の競り合いでも相手に劣った。相手が先制点を決めた時などは、カウンターアタックから3度も攻防で負けた。3度続けて相手との攻防に負けるのは許されない。
(0-2から同点に追いつくには)すぐに点を返さないといけなかったが、できなかった。そうなると選手を代えないといけない。異なる能力の選手を入れようと思うもの。だが、それでも試合の流れを取り戻せたとは感じなかった。当然、3点目を決められた時点で勝負ありだ。3点目はオフサイドだったのか、それとも違ったのか、いずれにせよトリッキーだった。どんな時でも相手を追いかけないといけないが、(アントニオ)バレンシアは相手がオフサイドだと考えたのだろう。
<元記事:監督「相手の積極性が勝った」@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
内容的には善戦したとはいえ前節のチェルシー戦は負けたわけだし、スタメンもほとんどいじらなかったファン・ハール監督が選手のモチベーションを上がることに失敗したのが原因だと思ったけどね。最高のモチベーターだったファギーならここを落とさないように絶対に何かフレッシュな手を打ったんじゃないかね。
なんて言ったってメンタルなスポーツなんだし。
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RSBに本職が必要だとあらためて感じた試合でした。後半戦全勝で2位になるよりもギリギリ4位フィニッシュの方が、課題も浮き彫りになって補強にも力が入るのではないかな?
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