エレーラ最高や!セスクなんて要らんかったんや!
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プレミアリーグ Manchster Evening News, エレーラ
スペイン人MFアンデル・エレーラの成長はファン・ハール監督を喜ばしており、2位の座を狙って戦い抜く準備OK牧場である模様。
© Getty Images
セスク獲得からの撤退というファン・ハール監督の昨夏の決断は何年も批判にさらされる可能性もあった。
かつて、ビートルズに「ギターバンドの時代は終わりだ」と語って契約しなかったレコード会社のデッカに肩を並べるかもしれなかった。
ファン・ハール監督の英断が正しいのか間違っているのかという件は、未だに論点となる。
しかし、最初の段階から既にアンデル・エレーラを獲得しており、ファン・ハール監督は2人も要らないと判断しファブレガス獲りからは撤退することを決めた。
2月中旬までは、エレーラは10月以来プレミアリーグで先発は1試合のみであり、セスクはアシストランキングでトップを快走していた。ファン・ハール監督は酷い間違いを犯したと考えられていた。
それが今では全く違った捉えられ方をしている。
エレーラはアストンヴィラ戦の前半にシーズン6ゴールを決めてファン・ハール監督から接吻を頂戴している。
そしてアディショナルタイムに決めた無慈悲なダメ押し点はアストンヴィラの息の根を止めた。結局ユナイテッドが3-1で勝利を飾った
ここ数週間のユナイテッドの復活劇や5連勝にはいくつもの理由がある。
その中でもエレーラ自身の成長が大きなウェートを占めている。
おととしの夏、モイーズ監督がエレーラをリストアップした時には、ビルバオのMFがスコールズ引退で失ったゴールが奪えてチャンスを作れるMFになると考えられた。
小柄な情け容赦ないMFは最初のゴール時にはボールを上手くコントロールしてコーナーに沈めた。2点目のゴールでは肺活量の凄さを示した。シュートを打つ前には試合終盤のアディショナルタイムにも関わらずボックス内に侵入してきたのである。
これはまさしくスコールズのようなプレーであり、赤毛のマジシャンが引退して以降ユナイテッドが欠いていた姿でもあった。
15試合の先発で7ゴールは驚異的な数字であり、ファブレガスは39試合に出場して4ゴールである。
先発瀬戸際の選手から、ファン・ハール監督の哲学に欠かすことのできない重要なピースへと変貌したのである。
彼の成長は彼自身にとって素晴らしいことだ。彼は自陣ボックスから相手ボックスへ60mを走ることが出来る。
ボールを持った際に落ち着くようになり、当初よりポジション取りが良くなった。なので彼は上達し、ゴールを奪えるようになったのだ。
今シーズン、常にレギュラーだったわけじゃないのに7ゴールを奪っている点が重要なんだ。誰がMFで彼以上のプレーを出来るっていうんだ?
エレーラが素晴らしい足元の技術を持っていることは分かっていた。ただ、落ち着くことが必要だったんだ。
エレーラ、マタ、フェライニの3名はユナイテッドになじむのに時間を要したが、その3名の好調なフォームはユナイテッドが最低限の目標である4位以内という結果以上の順位を狙うことを可能としている。
日曜日のダービーを前に、エレーラは次のようにコメント。
まだ終わってはいない。我々は戦わねばならず、次はダービーの大一番です。
今、我々は正しい道を歩んでいると実感しています。良い調子にあり、ダービーに挑む準備が出来ています。
エレーラがファン・ハール監督の下で成功を収めた人物の1人なら、彼の指導の下で再び輝きを放つヤングもその一人となるだろう。
古巣アストンヴィラとの対戦となった土曜日の試合では70分にディマリアと交代する際にヤングはサポーターからスタンディングオベーションを受けた。
我々はタフなゲームになると分かっていた。我々は勝点3を得なければならず、前進し続けなけれなならない。
我々は望む結果を手にし、勝利を積み重ねていかないといけない。
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Comment
エヴラ、ヴィディッチ、リオ、フレッチがいなくなり、いろんな選手が抜けていった。
なんか、今のチームには経験のある選手が足りない気がします(シティもですが)。
タイトルをたくさん獲得するという経験においても、その経験があるのは、ルーニーくらい。
昨シーズンは昨シーズンでものすごい経験だったと思うし、これから経験を積んでいけばいいけれど、マタとフェライニは2年目、エレーラも1年目だし、そういったところが裏目に出ないように祈ってます。
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