監督のおかげ
WGアシュリー・ヤングは、ファン・ハール監督の指導法とその哲学により、今季中に才能を開花させた選手がいるとみている。
Ⓒ MANCHESTER UNITED
現在バイエルン所属で、オランダ代表WGでもあるアリエン・ロッベンは、先日、代表で指導を受けたファン・ハール監督について、「選手個人の能力を高めてくれる指導者」と称賛。ヤングもロッベンの意見に賛同する1人で、監督にとって就任1年目の今季、オールド・トラッフォードで輝きを取り戻しつつある。
ヤングはクラブ公式サイト、そしてPress Associationの取材に対し次のようにコメント。
チームの中には、確実にレベルアップした選手がいる。開幕前、ファン・ハール監督が僕らに話をした時、彼は誠実で、正直にやりたいことを教えてくれた。プレシーズン時期は、新監督の前でアピールしたかったよ。全員が良いプレーを見せようとしたし、それからスイッチが入った感じ。シーズンも終盤に差し掛かった今は、最終戦まで勝ち点を取り続けることが凄く重要になる。
自身のコンディションについて聞かれると、OK牧場!とは言わなかったものの、最近のパフォーマンスには満足しているとコメント。
今は楽しめているよ。最近は毎試合に出場できているから。チーム内にポジション争いがある方が健全だと思う。それだけ競争が激しい場合、皆、練習から気を抜かずに取り組まないといけない。練習で競争が激しければ、それをピッチ上でも生かせる。今は楽しめているし、良いプレーができている。これからも今の状態を続けると約束するよ。選手である以上、自分の力に自信を持たないといけない。僕は自信がある。チームが良い結果を残せた時期に連続して出場できているしね。チーム全員が正しい方向に向かえている時というのは、自分のためにもなる。皆が監督の哲学を理解して、監督が求めるプレーをしたいと思うから。
ヤングと同様に、マルアン・フェライニも監督の下で評価を高めた1人。フェライニは今季22試合に出場し、5ゴールという結果を残している。3-0で快勝したトッテナム戦でもゴールを決めたフェライニについてヤングも称賛のコメント。
フェライニはチームにとって重要な存在。出場し続けているし、ボックス内に入った彼は上手く抑えられるチームがどのくらいあるかわからない。スパーズ戦でもわかったと思うけれど、ボックスに入った彼のプレーは素晴らしかったし、ストライカーみたいな場面もあった。彼は今のポジションを好んでいると思う。彼の力強さをチームも生かさないといけないし、前節では上手くいったと思うよ。
<元記事:ヤング「監督が選手を成長させた」@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
この2人の復活は実質2人補強したようなもの。それぐらい昨シーズンは出れば落胆させられてた一方で、今シーズンは確実に違いを生み出してる。
ヤングはLWBにも適応してショーなんかより様になっていたし、最近は縦に突破して左足でクロスというパターンも増えてきた。これで久しぶりにカットインからのゴールというバリエーションも見られれば相手は相当苦労するはず。
フェライニも守備だとかバランスだとか考え過ぎていたように見えた昨シーズンとは打って変わって前線でポストとして絶対的な強さを発揮してくれてるし、エヴァートン時代のようにゴールも生まれだしているし。
リヴァプール戦も頼みます。
前の記事
フィルミーノはリヴァプール移籍目前?
次の記事
オタメンディの売却条項を行使?
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。