FAがエヴァンスとシセを処分、シセは認めて謝罪、エヴァンスは否定

マンチェスター・ユナイテッドのCBジョニー・エヴァンスとニューカッスルのパピス・シセは昨夜のセントジェームズパークでの試合でお互いにツバ吐きを行ったとしてFAが処分を下すことに。これに対してシセはエヴァンスへのツバ吐き行為を謝罪し、FAからの処分を受け入れるとみられ、今後7試合の出場停止となる模様。一方、エヴァンスはシセへのツバ吐き行為を否定。

Ⓒ GETTY

シセは自身の恥ずべき行いを認め、FAからの処分を受け入れる模様であり、7試合の出場停止が科されるものとみられている。

通常、ツバ吐き行為によるペナルティーは6試合だが、シセは既に今シーズン1試合の出場停止処分を受けているためさらにもう1試合出場停止期間が延びることに。

シセは今後のエヴァートン、アーセナル、サンダーランド、リヴァプール、スパーズ、スウォンジー、レスター戦を欠場することになり、最後の3試合(WBA、QPR、ウエストハム)戦には出場可能。

ニューカッスルのディレクターを務めるリー・チャーンリー氏は次のようにコメント。

ニューカッスル、シセ本人ともにこういった行いは許される類のものではないと認めます。

人生において、間違った行いをしたときには然るべき場所に出向き、罪を認め、罰を受けなければいけません。

パピスは事前に今朝すべてを認め、FAからの処分が下される前に心からの謝罪を行いました。

一方、エヴァンスはユナイテッドの公式サイトを通して何も間違ったことはしちゃいないと否定する声明文を発表し、誓ってツバ吐き行為なんてしていないとコメント。

北アイルランド代表DFはFAが処分を発表すれば6試合の出場停止となり、チェルシー、アーセナル、シティ、スパーズ、リヴァプールとのカギを握るビッグマッチに出場できないことに。

朝起きて、メディアが昨夜の試合でツバ吐き行為があったと騒いでいる事に大変ショックを受けました。シセに対してツバ吐き行為などしていなかったと明確にしておきたい。

全くツバ吐き行為があったなどと思っておらず、そのシーンではボールを奪おうとし、ピッチに転んだシセから報復のタックルを受けただけです。

試合中、私とシセはこの出来事について話をしました。そして私のリアクションについてはTVで流れた動画を見れば明らかなので、あれがツバ吐き行為だと問題にされるのが全くもってショックです。

誰かに唾を吐くなど、私の性格でも人柄でもありませんし、これまでそんなことをしたこともありません。昨夜もやっていないことは確かです。

ファン・ハール監督も処分の結果を気にしている。

エヴァンスは無実を訴えているが、FAは両者に処分を下すことを発表。

38分ごろの両者のツバ吐き行為について、FAのルールE1[a]に従って処分する。

ツバ吐きは審判団には確認されなかったが、ビデオでその行為が確認された。

両者は3月6日午後6時までにこの処分に対する異議申し立てを行うことが出来る。

これにより両社は最大6試合の出場停止処分を科されることとなる。

＜元記事1：Man Utd’s Jonny Evans and Newcastle ace Papiss Cisse CHARGED by FA for spitting＠Daily Star＞

＜元記事2：Newcastle striker Papiss Cisse ACCEPTS FA charge over spit at Man Utd’s Jonny Evans＠Daily Star＞

＜元記事3：Manchester United star Jonny Evans: I did NOT spit at Papiss Cisse＠Daily Star＞

シセが認めちゃってる以上、エヴァンスだけ不問にしたらユナイテッド贔屓と言われかねないし、バランスを取ってエヴァンスも6試合出場停止かな。

行為を認めずゴネてると更に出場停止数を増やされてしまうかもしれないけど、ひょっとしたらエヴァンスのツバ吐きはシセへ向かってしたものではなく、ピッチに唾を吐いただけなのかもしれないけどそこまでは動画でもよく分からず・・・。

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