72ポイントがトップ4入りのボーダーラインとみるムッシュ
アーセナルのアルセーヌ・ムッシュ・ベンゲル教授はファン・ハール監督がイングランドのラットレースだと揶揄するCL出場権を巡る戦いに勝利するために勝点72を超えるように選手達に要求する模様。
チェルシー、シティはCL出場権を確実としているため残る2枠を5クラブが争う展開となっている。こっちの出CL出場権を巡る争いの方がプレミアリーグのタイトル争いよりも盛り上がるかもしれない。
そして、来シーズンのCLに出場出来なければ3000万ポンド(約55億円)の収入減が避けられず、これらのクラブはヨーロッパリーグへの出場は望んでいない。
アーセナルのムッシュは次のようにコメント。
ベストな方法は前を向いて出来るだけ早く進むことだ。我々の背後にいるチームの質を知っているだろう。恐らく、72ポイントを確保出来れば十分だろう。
中には勝点67でトップ4を決めたクラブもあるが、今シーズンに限れば我々は現在51ポイントを獲得しており、70ポイント台での争いとなるだろう。これはタフな戦いだが、昨シーズンもそうだった。
昨シーズンのアーセナルは勝点79で4位フィニッシュしており、5位のエヴァートンは勝点72を獲得していた。
ここ数年の傾向として、トップ4入りを目指すクラブとの混戦になっている。エヴァートンが4位に入った2005年は4位のエヴァートンが61ポイントで5位のリヴァプールが58ポイントだった。しかし、ここ2シーズンでは、5位のクラブですら72ポイントを獲得している。
ファン・ハール監督もベンゲル教授の想定するライン辺りの争いに成ると認めている。
これはラットレースだ。先週から非常に混戦となっている。
アーセナルはシティを交わして2位でフィニッシュするのを諦めてはいないが、消化試合が少ない首位チェルシーとは勝点差9であり、彼らを脅かすのは簡単なことではない。
我々はタイトルを狙えるような場所にはいない。チェルシーとは差がつきすぎてしまったのでタイトルレースの中にいるとは言えない。だが、何が起こるかは分からない。
シティがタイトルを諦めると思うかい?以前はチェルシーとの勝ち点差は8だった。他のチームどうこうではなく、我々は我々のやれる事をやるまでだ。
© Daily Mail
27試合を戦って勝点51を獲得しているアーセナルはCL出場権を争うトップ7との試合が3試合残っており、予想される到達勝点は76で3位フィニッシュ予想。
27試合を戦って勝点50を獲得しているユナイテッドはトップ7との試合が5試合も残っていて、クリスタルパレス、ニューカッスル、エヴァートンとのアウェイも残っている。アウェイでの弱さが顕著であり、アウェイでの勝点16は真ん中より上位で見ればウエストハムに次ぐ低さである。予想される到達勝点は71で5位フィニッシュ予想。
クソみたいなスタートから劇的な復活を遂げたリヴァプールは既にヨーロッパの大会からは姿を消しており、チェルシーとストークとのアウェイ戦を終えている。トップ7との試合が3試合であり、予想される到達勝点は73で4位フィニッシュ予想。
1月からゴール欠乏症に陥ったサウサンプトンは2月の5試合で1度しかゴールを決められず。トップ7との試合が3試合残っており、予想される到達勝点は61で7位フィニッシュ予想。
トッテナムは 全大会を通じて ここ5試合勝てておらずプチスランプ状態に陥っており、ヨーロッパリーグとキャピタルワンカップから姿を消した。トップ7との試合が3試合残っており、厄介な相手とのアウェイも7試合残っていて、若きチームには試練の時が続く。予想される到達勝点は68で6位フィニッシュ予想。
ユナイテッドは上位陣との試合が多いなぁ。リスク回避でドロー上等な戦いを続けちゃうとズルズルと順位を落としかねないな。
とりあえず、今日の試合の勝利を目指せ!
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