もっと積極性をば！

ファン・ハール監督は、ポゼッションで圧倒しながら勝ち点3を取れなかった結果を残念がり、1人の退場者を出しても断固たる決意で向かってきたアストン・ヴィラに勝つには積極性が必要だったと、試合後にコメント。

試合後MUTVのインタビューに応じた監督は次のようにコメント。

© MANCHESTER UNITED

相手よりも良いプレーをしている時には勝たないといけない。前半は積極性を欠いた。それでも良いプレーをしていたのはチームだった。ボールを上手く保持していたが、それ以上のプレーにはならなかった。前半は決定的なチャンスを作れなかった。

積極性を欠いたために先制された。それで後半は試合への姿勢を変えて臨んだ。やれることをやったが、難しかった。アストン・ヴィラが良くやったとも言える。

クリスティアン・ベンテケが18分に先制ゴールを決めたが、ファン・ハール監督は、ユナイテッドの攻撃を耐えてのものだった点を指摘。後半開始からダレン・フレッチャーを下げ、マイケル・キャリックを一列前に上げてから、ようやく攻撃が機能し始めた。

キャリックはストライカーにパスを出せるので、ダレンを下げてタイラー・ブラケットを入れて、彼を中盤に上げた。だが、なによりも求められる積極性が必要だったので、ほかにも選手を交代していたかもしれない。

交代策が実り、後半8分にアシュリー・ヤングからのクロスをラダメル・ファルカオがヘディングで押し込み、ユナイテッドは同点に追いついた。

素晴らしいゴールだった。ファルカオにはゴールが必要だったので、彼が決めて私も嬉しく思う。私はユナイテッドがゴールを決めてくれれば、いつだって嬉しい！

その後ヴィラはガブリエル・アグボンラホールがヤングに対するファウルで一発退場となったが、ユナイテッドは数的有利な立場を生かせず。

相手がスペースを狭くして、ロングボールを上手く生かすケースは多い。今日の相手もロングボールを上手く使った。ベンテケへのロングボールには上手く対応できず、危ない場面だった。負けないことは重要だが、勝ち点2を取りこぼし、がっかりしている。今日の試合に関して、私はそう感じている。

＜元記事：監督「もっと積極性が必要だった」＠マンチェスター・ユナイテッド公式サイト＞

ファン・ペルシー下げる前に退場が起こっていたら別の選手を下げて2トップのままサイドにディマリアを投入したかもしれないけど、ファン・ペルシーの早めの交代が勝てたかどうかの勝負のあやだったかな。

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