俺にはユナイテッドで輝かしい未来が待っている
マンチェスター・ユナイテッドのMFトム・クレヴァリーは米国ツアーでキャプテンを務めるという名誉を与えられたが、ルーニーがキャプテンを任されたのとは意味が少々異なると思われる。しかし、クレヴァリー本人はこれがファン・ハール体制下のユナイテッドでの自身の輝かしい未来を暗示していると願っている模様。
(C) David Klein/Sportimage
クレヴァリーの昨シーズンの不振は崩壊したモイーズ・ユナイテッドの最も悔やまれる点の一つである。しばしば適性の無いポジションでプレーしたがそれだけが原因ではなく、ファギー時代には将来を期待されたクレヴァリーはユナイテッドのサポーターの非難の的となった。
クラブでの不振によってネット上ではクレヴァリーをブラジルW杯のイングランド代表から外すように嘆願書が作成される騒動にも発展した。イングランド代表のロイ・ホジソン監督はクレヴァリーを擁護したが、ユナイテッドでの出場機会が得られていないことで最終的に代表に選出しなかった。
来週25歳になるクレヴァリーはこの夏にファン・ハールの構想に入るか否かの評価を下される。今はパートナーのジョージナ・ドーセットと娘のナバイア(ネバー)ちゃんと束の間のバカンスを楽しんでおり、ユナイテッドでの未来をかけて戦うために共に戻ってくる。
ユナイテッドのオランダ人コーチは、クレヴァリーはツアーの全ての試合でプレーしており、デンバーで行われたローマ戦ではキャプテンを務めたためポジティブに捉えられている。クレヴァリーはエヴァートンから関心を持たれており、来年で切れる契約がこの段階で延長されても何ら不思議は無い。
クレヴァリーは昨季の批判で傷ついたと認めたが、批判した人たちが間違っていたと証明しようとより大きなモチベーションになっていると語った。
ああいう批判を受けると神経が図太くなるよ。冷静に受け止められるようになったんだ。これもフットボールだからね。
ファンは情熱的だし、チームの勝利するところが見たいんだ。そしてチームが勝てなかった時には、チームに目を向けるんだ。それは勉強になったし、くよくよ考えたりしないよ。
確かに、痛烈な批判を受けたね。自分たちのファンからそういった批判を受けたんでとても傷ついた。経験した人間にしか分からないと思う。でもそういった批判した人たちが間違っていると証明したいと強く思っているよ。
でもモイーズ前監督のことを話したいわけじゃない。今は新しい監督の下で進むべき道がはっきり見えている。その道を全員信じているし、監督についていく。大事なことは再びチームとしてプレーしているということなんだ。
ファン・ハール監督の下、チームとして考える様に言われているけど、個人的には上手くできている。彼が望むプレーを表現できると考えているよ。ファン・ハール監督はパサーやフリーランをする選手、そして状況判断に優れた選手を好むから、(そういった選手である)自分がそう多くのことに適応しなきゃいけないとは考えていないよ。
一緒に仕事をしてきてフィットできると感じているし、PK戦での勝利を含めてすべての試合で勝利することができた。トップチームに戻りつつあるよ。 未だにブラジルW杯が恋しいけど、これは自分が蒔いた種であり、昨シーズン3か月にわたりプレーできなかった自分のせいなんだ。多くの予選ではプレーしたけど、本選でプレーできなかったことはつらくはないよ。ユナイテッドでポジションを取り戻して、次のユーロに出れるよう頑張りたい。
また、クレヴァリーは父親になったことも復活を目指すモチベーションになっていると認めた。
もちろん!ピッチ内だけじゃなくピッチ外でも学んだよ。自分に娘が出来ることが人生をこんなに豊かにしてくれるんだってね。娘からは規則的な睡眠をとる必要性も学んだよ。願わくば、今シーズン学んで上達した姿を見せたいね。
<元記事:Tom Cleverley sees bright future for himself at Manchester United under Louis van Gaal@Daily Mail>
昨シーズンは完全にスケープゴートにされちゃって可哀相な面もあるけど、この夏の米国ツアーでのプレー内容を見る限りそんなポジティブな状況には思えないんだけどなぁ。確かに昨シーズンのようにパス回しのコースから消えることは減った気はするけど。キャプテンを務めたのも90分プレーするのがクレヴァリーだったからと言われているし。
ただ、こんなインタビューを聞いちゃうと応援したくなっちゃう気持ちもある。でもでもやっぱりもうちょっと上手くなってほしい。
Comment
生え抜きだからより頑張ってほしい。
でも、年齢も年齢だからいい加減インパクト残さんと諦められるよ。
こういう選手がずっとクラブを支えてほしいんですけどね。
実際にはギブソン、バーズリー、キャンベルなどなど、英国系生え抜き選手は大成できてないですね。
彼がブレイクできずに退団となると中堅どころの生え抜き選手がほとんどいなくなり(残すはエヴァンスのみ?)、ユナイテッドのユース=レギュラー取れないというイメージが定着しそうです。(既にしてる?)
クレヴァリーを批判する意見はもっともですし、
批判を受けるに値する出来だったのも事実ですが
私は好きな選手なので、頑張って欲しいです。
伸びシロはあると思うんですが…
個人的にはアンデルソンとクレヴァリーが組んで前線にパス&ゴーで顔を出して良いプレーをしていた試合が印象に残っていますが、昨シーズンの不振からまだ脱していないように見える今の状況ではどうなるのか分かりませんね。
正直クレヴァリーの良さがわからないのは昨シーズンから見始めたか見てないかのどっちかかと思います。ハールのスタイルにも合いますし頑張ってほしい。昨シーズンは目立ってしまったってのもありますし…
運動量も豊富でフリーランやパス交換で中盤を活性化できる選手だと思っていますが、昨シーズンの不振のイメージがあまりにも印象悪く、またそのイメージを依然払しょくできていない気がします。
ネガティブなイメージのまま見ちゃうのでパスミス、ポジションの位置取りミスなど、そういった悪い部分が目に付きます。
本人もユナイテッドでのキャリアを継続させたいでしょうし、自分のポテンシャルの高さを見せてもらいたいです。
良さが悪さに隠れちゃってますよね。数少ない生え抜きだから頑張って欲しいですね
生え抜きである分、ファンからの期待も大きく、その反動で批判も大きくなっちゃっているという側面もありますね。
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