レ・ミゼラブル(あゝ無情)
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移籍情報 Daily Mail, バルデス
GKヴィクトル・バルデスのユナイテッドでの将来がもう残されていないことは疑いようのない事実である模様。
© Victor Valdes / Twitter
今週レアルが再度ダビド・デヘア取りの動きを見せると予想されているが、バルデスもまたユナイテッドからの退団が近づいている。
バルデスの居場所は隅の方へと追いやられており、日曜日に練習のためにキャリントンへ戻ってきたバルデスは自分の荷物がU-21のドレッシングルームへと運び出されているのを発見し、もはやファーストチームのスカッドですらないことを伝えられた。
バルデスはスタッフには礼儀正しくふるまいつつ、月曜日に一人で練習を行い、ランチも一人で過ごした。彼自身はプレミアリーグに留まることを望んでいると考えられている。
バルデスのU-21行きはスペイン語を話すチームメイト達を困惑させたと考えられ、チームメイトは3度のCL優勝経験も持つ33歳のベテランGKバルデスに対する扱いとしてこれは無礼であると考えているだろう。バルデスはチームメイトの中で人気者であるgあ、ファン・ハール監督は彼の態度を批判し米国ツアーにも帯同させなかった。そしてバルデスはU-21の仲間と共に写った写真を投稿し、そこには#respectのハッシュタグを付けていた。
ファン・ハール監督は先月、バルデスについて次のようにコメントしている。
バルデスはツアーのメンバーに選ばれなかった。何故なら彼は私の哲学に従わなかったからだ。哲学とは、どうやってプレーするのか、そしてどうやって試合勘をキープするのかといことだ。
彼は昨年リザーブでプレーすることを拒んだ。マンチェスター・ユナイテッドでGKとしてプレーするには従わねばならない哲学がいろいろとある。もしもその哲学に従わないというなら、残る道は一つしかない。退団だ。
我々にとって、これは大きな落胆だ。彼なら我々の哲学に従ってくれると思っていた。リハビリの機会を与え、そして我々は契約をオファーしただけにこの反応は残念なことだった。その後、彼はプレーするに値するフィットネスに戻った。ファーストチームでプレーする機会がないならが、リザーブリーグで出場しなければならないんだ。
ファン・ハール監督は移籍市場が閉まる前にバルデスの退団に備えて先月フリーでセルヒオ・ロメロを獲得している。
ヴァレンシアがスペイン代表GKの獲得に関心を持っているが、バルデスは高すぎるとも語っており、トルコのアンタルヤスポルやMLSのシアトル・サウンダーズも同じく獲得に関心を示している。
<元記事: Victor Valdes nears Manchester United exit after his kit is moved to U21 dressing room@Daily Mail>
デヘア、ロメロ、ジョンストン、リンデゴーアがいるからバルデスの荷物がU-21に送られるのも仕方のないことなのかもしれないけど・・・ちょっと酷いなぁ。なんか段々ファン・ハール監督がこれまでのクラブで最後は選手と揉めて喧嘩別れしてきたのを裏付けるようなエピソードだ。
GKの補強が進まず、デヘアの退団が決まればロメロとバルデスが守護神争いするって可能性もあると思うけどなぁ。まだ33歳なんだし。
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ロリスはユナイテッド戦に間に合うかも
Comment
いつもファンハールについての色々な記事を見ていて哲学、哲学と訳してますけどこれルールと訳した方がしっくりくると思うんですけどw
文法的に哲学と訳すのは違和感があるのに哲学、哲学訳すのはファンハールのイメージをマスコミが勝手にそういう方向に仕向けてる気がしてならないですw
バルデスの件については実際どういうことかは分かりませんがチームに不協和音をおこすようなやり方はしないでほしいですね。
調べてみたら、philosophyには、一般的に知られる(学問の)哲学などの意味の他に、「〔人生の根底にある〕指針、信条、価値観」や「〔考え方の〕視点、方向」という意味があるようですね(http://eow.alc.co.jp/search?q=philosophy)。ファンハールはこれらの意味で用いているのでしょうね。
philosophyという言葉はもともと、もっと広い意味で英語圏では用いられるのかもしれません。本質的な「哲学」があり、それに基づいた「指針」や「視点」がある。英語圏ではこれらを総じてpholosophyと呼ぶが、我々日本人はそれらを違う2つ(あるいはもっと多く)のものに分割してそれぞれに日本語の名前を与えた。だからファンハールが広い意味を指すためにphilosophyという単語を使っているのに、我々日本人はその一部領域たる「哲学」という意味としてしか解釈していない……というところでしょうか。
例えば、英語の”water”は日本語の「水」と「湯」の両方の意味を含みます。ファンハールが”water”という意味を、「水」と「湯」の両方を包括する単語として用いているのに、日本のマスコミがあたかも「水」にしか言及していないかのような訳し方をしている、といったところでしょうか。変な例ですがw
ルールと訳すのなら、ファンハールが”rule”という単語を用いずに”philosophy”という単語を用いたのですから、個人的にはしっくりきませんが、規律などという訳し方をするマスコミが出てきたら知的かもしれませんね。
ありがとうございます♪
やっぱり外国の言葉は難しいですw
大辞林 第三版によると、「哲学」という日本語にも
②自分自身の経験などから得られた基本的な考え。人生観。
という意味があるので、それほど哲学という言葉に置き換えても違和感を感じてませんでした。
「これが俺の哲学だ」なんて言い方のイメージで。
なるほど、勉強になりました。
ありがとうございます!
哲学=規律の方がわかりやすいですよね♪
てか、まだいるという事は…オファーがないという事で…
いいでしょうか?
それが一番の問題かと思います
ユナイテッドって最近怪我の選手を獲得しますよね、ファルカオといい、シュバといい、バルデスといい、みんな怪我してる選手。でもその分安い。
モイーズ時代にフィットネス施設を開発したのはこれが目的ですかね?
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